悲報:スワイプファイルが使えない
From:寺本隆裕
2人のコピーライターがいました。
ふたりともコピーを学んで1年くらい。
勉強熱心で仕事熱心。
明るい性格で、とても良く似ていました。
彼らはともに、
同じスワイプファイルを参考に、
セールスレターを書きはじめました。
マーケットも、
売ってる商品の種類も、
価格帯も同じくらい。
しかも同じくらいのタイミングでセールスレターも書き上がりました。
しかし違いもありました。
片方はそれなりにヒットしました。
「やっぱ、スワイプパクったからですね~。
エゴを捨ててよかったです~」
と笑顔。
しかし一方は違いました。
全く売れなかったのです。
それだけじゃなく、
そのどん底の精神状態の中、
セールスレターの「書き直し」をしなければいけません。
何が違いをもたらしたのでしょうか、、、
なぜ、スワイプファイルをパクって書いても、
売れる人と売れない人がいるのか?
不思議に思ったことはありますか??
どちらかが一生懸命取り組まなかったわけではありません。
一方が適当に書いて、もう片方が睡眠時間を削って時間をかけて書いた、
というわけでもありません。
その違いは、、、
元にしたスワイプファイルが
「なぜいいのか?」
をわかってパクってるかどうか、ということだったのです。
例えば、、、
どんな心理トリガーで訴求しているのか?
誰に訴求しているのか?
なぜこのスワイプファイルが売れたのか、、、?
もしそれを「解読」することができていなければ、、、
元の素材の良さを活かすことはできません。
ただの猿マネじゃなく、「応用して使う」ために大事なのは、
ノウハウ(know how)を知ることではなく、
ノウホワイ(know why)を考えること。
・誰に売っているのか?
・時代背景は?
・マーケットの状況は?
・どんな欲求に訴求している??
スワイプを使う前に、
その解読が必要です。
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