発表『宝探しライティング法』
From:寺本隆裕
山田 | 「宝探しライティングですか?」 |
寺本 | 「うん、いいと思いません?」 |
山田 | 「うーーん、、何となくですが、 何と言いますか、ちょっと自己啓発っぽい感じもしますし、、 あのほら、夢を見つけよう、みたいななんかそんなニュアンスが、、、」 |
寺本 | 「要するに?」 |
山田 | 「なんというか、うーーん、、、 何って言ったらいいんでしょう。 ちょっともしかしたら誤解されるかもなー、という気が。。。」 |
寺本 | 「・・・ネーミングがダサい、ってことです?」 |
山田 | 「あ!、、、まぁ、ぶっちゃけそういうことかもしれません。。。」 |
寺本 | 「・・・」 |
山田 | 「・・・」 |
先日、大阪オフィスのミーティングスペースで、
アプレンティスの内容を詰めていました。
その中で、
新しいライティング手法を考えついたので、
その名前を発表したら、ダメ出しされたのです、、、
とはいえこの「宝探しライティング(仮)」。
なかなかイケてる方法なので、
これをちゃんと身につければ、
- 楽に
- とてもシャープでわかりやすく
- プロっぽい
- 売れるコピーが
- 書きだしたら止まらなくなるくらいスムーズに
書けるようになります。
ポイントをいくつか話しましょう。
ポイント1)
コピーを「書こう」とするのをやめる。
コピーを書こう書こうとすると、全く書けません。
なぜならコピーは書くものではないからです。
じゃぁコピーって何なのか?
それは、、、
コピーは「探す」ものです。
世界ナンバーワンコピーライターのゲイリー・ベンシベンガは、
「あなたのコピーは既に書かれている」と言いました。
つまり、
- その商品の中に。商品を使っているお客さんの会話の中に。
- ネットの掲示板や見込み客が読んでいる雑誌の中に。
- 見込み客の日常会話や見ているTVの中に。
コピーで書くべきことは既に書かれているのです。
コピーライターはその既に書かれていることを「探してきて」、
それをつなげるだけ。
「書く」から「探す」へのパラダイムシフトができれば、
的外れのコピーを作ることはなくなります。
それが1つ目のポイント。
ポイント2)
一番大きなお宝を探す
商品を売るな、ベネフィットを売れ!
人は特徴を買うのではない、ベネフィットを買うのだ!
耳にたこができるほど聞いているでしょう。
詳しくはベネフィットライティング参照。
http://www.theresponsecopy.jp/ocb/index3.php
しかし、
どうもベネフィットについて、良く理解していない人が多い。
よくあるのは、
ベネフィットを箇条書きのブレットのことだと思っているということ。
ベネフィットは数ありゃいいと思っていることです。
そうではありません。
よくネットにある情報商材のセールスレターなどでは、
やたらとなが~~~い箇条書きのベネフィットのリストが書かれてるけど、
でも欲しいと思わない、ってのをみたことないですか?
「頑張って書いたんやなー」
というのは伝わってくるけど、
でも、全くグッと来ない。みたいな。
理由は簡単。
人が心動かされるのは、
たくさんのベネフィット、より、
たった一つの大きなベネフィット、
中心となるベネフィット、
なんです。
これを「宝」と表現しているんですが、
英語だとマジックブレットとか、コアベネフィットとか、
そんな風に言います。
商品にはたくさんのベネフィットがある。
でも、その中のたった1つの大きなお宝が何なのかを探す。
「宝探しライティング」のネーミングは、
ここから来たアイディアです。
ポイント3)
その1つの大きなお宝を中心に、
コピーを組み立てていく。
つまり、メインとなるベネフィットは1つで、
その周りにサブのベネフィットが複数ある。
そんな感じです。
その商品はつまり、
肉料理なのか?
魚料理なのか?
中華なのか?
ということです。
見込み客が食べたいのは肉料理なんだとしたら、、、
これは肉料理です!
というのが、最大かつ最初に伝えるべきこと。
で、次に、肉もうまいですが、白ご飯も美味いですよ。
サラダも美味いですよ。スープも美味いですよ。
と言わなければいけません。
まず、メインがある。それを売り込む。
そこから、サブの魅力も売り込む。
そういう風にコピーを組み立てていくのです。
まとめると、、、
- コピーは書くものではなく、探すもの。
- 複数あるベネフィットの中から、
「コア」となるベネフィットを1つ探す。または1つに絞る。 - 1つのベネフィットを中心に、コピーを組み立てる
これが、宝探しライティングのポイント。
というわけで、
「宝探しライティング」って名前がいいかなと思ったんですが、
どうやらダサいみたいです。
んー、なんかいい名前ないんかな?
いつも楽しく拝見させてもらっています!
「書かずに書けるライティング」
一番のポイントは、書こうとするのを止めるとこからの派生だ、という理由です。
「ハントライティング」
お宝を狩る!探すよりもより攻めてくイメージで!
大きなお宝を狩る➡一番大きなベネフィトを捕まえる、という理由です。
寺本さんこんにちは!
コピーライターの砂川です。
「探偵ライティング」なんてどうでしょう?
探偵のように、お客さんのことをリサーチ
しまくり、何がお客さんにとって、
一番響くかを考える。
そして、それを元に推理をしていき、
最終的に仮説を立てて、それを証明する。
ん〜、なかなか良いと思うのですが
いかがでしょうか?
てらもっさん!
「トレジャー・ライティング」
宝物+ライティング
「ディスカバリー・ライティング」
発見する+ライティング
ってのはどうでしょー?
英語っぽく発音してみてください。なんかテンション上がる響きです。
「音」の心地よさでネーミングを決めると、お客さんに覚えてもらいやすく、また印象の良いものになりやすいです。レターや教材を読む時って心の中で音読しているものなので。
さぁこの後はオンラインセミナーざす!しっかり学んでくるざす!