あなたの時給を下げる方法
From:寺本隆裕
ピロピロピロ・・・
自宅の電話がなっています。
リビングからかすかに着信音が聞こえます。
今僕は、自宅の自室で仕事中。
嫁と子供は用事でいません。
つまりこの電話に出られるのは、
この家で僕だけだということです。
が、、、
いつものように僕はこの電話を無視しました。
ケータイを含め、
このような電話を無視するようになってもう6年。
(ケータイはいつも、出られる状態以外のときは、
マナーモードにしてカバンの中に入れています)
そうするようにしてから、
随分と自分の仕事がはかどるようになりました。
短い時間で多くのアウトプットを出せるようになりました。
しかしほとんどの人は、
日常自分の仕事が他の人に邪魔されまくっています。
例えばたった1時間という時間ですら、
連続して自分の仕事「だけ」に集中できていないのです。
僕の場合、6~7年前までは、
電話が鳴ったら何をしていてもそれに対応していたのはもちろんのこと、
パソコンのメールが届いたら、
ポップアップで「メールが届きました」の通知が来るように設定し、
それが届いたらどんな仕事をしていたとしても手を止め、
メールに対応していました。
朝一、会社に行き自席につく。
あるいは、会議や休憩から自席に戻ると、
まず、その間に届いているメールをチェックし、それに対応する。
そんなことをしていました。
今思えば、どんなに出来ない奴だったんだと恥ずかしく思えます。
と同時に、いかに人に自分の時間を奪われていたんだと恐ろしくも感じます。
先週から、
コンサルタントのコンサルタント北岡さんを真似して、
メールやチャットワークなどのコミュニケーションツールのチェックを、
月、水、金の昼の時間のみに限定することにしています。
随分と、自由時間が増えた気がします。
回りの人達はなかなか返事が来なくてイライラするかもしれませんが、、、
でも普通に考えて、
そんなすぐに返事が必要な案件をメール等で送ってくるほうが間違っているし、
そのような緊急な用事が起こらないよう、
事前に計画、準備して予防的に動けないやつは出来ないやつです。
「あ!これ明日までだった!今日は早く帰ろうと思ってたのにこれじゃ無理だな・・・」
「すいませーん!これ今日までにチェックして欲しいんですが」
「あー忙しい。本を読むヒマもない」
というように、いっつも時間に追われる仕事の仕方をしているわけです。
(今日会えませんか?なんてメールを平気で送ってくるようなやつです)
そんな出来ないやつのために時間を奪われていては、
当然時給が下がります。
知識ワーカーの我々にとって、最も生産性の高い時間とは、
ひとりきりでやる作業をする時間です。
自らやるべきだと思っている仕事を主体的にやる時間です。
自分が自分自身ととった「アポ」をきちんと遂行し、
その時間で達成したい結果を達成するために全力投球する時間です。
その時間をきちんと確保すること。
そしてその時間、邪魔が入らないようにして質を高く保つこと。
これが、僕らが時給を上げる方法です。
短い仕事時間で多くを達成する方法です。
電話やメールなどに「反応」する仕事ばかりしていては、
時給は上がるはずがありません。
PS
このコンテスト見た??
明日の火曜日までなので、張り切ってエントリーしてね。
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鳴り止まない電話。 いったいどうすれば? |
もう、まさしくこの時間を奪われることに疲れました。
OLをしていて、うんざりです。
日々、やらなくてはいけない仕事に集中したいのに
秘書のような役割、60人の人間のスケジュール管理・・・
電話対応とメールのやり取りや、仕事の質問で、自分の仕事に集中できません。
本当に時間の大切さを思い知らされています。
一日が、他人に奪われてしまう時間・・・・・
『自分が集中できる時間が欲しい』と実感し
OLを辞めることにしました。
これからは、本当に自分がやりたいことに集中できるように
自分に向き合えます。
今日、ある方に『やりたいことがあるので退職をする』と伝えたら、
『やりたいことがあるあなたは幸せな人ですね。』と言われました。
はい、幸せになって、自分の人生を全うします。
寺本さん、いつもマインドアップできるメルマガ配信、
ありがとうございます。感謝
お!嫌な仕事やめましたか!おめでとうございます!
あなたは幸せになるプラチナチケットをゲットしました。
ぜひ、これからを素晴らしい人生にしていってくださいね♪♪
私もそのような身分に早くなりたいと、思いました。まだまだ、現実は、同僚も先輩も上司も、メールも電話も、即!折り返して来なければ、単なる報告であっても、叱責が、飛びます。準備云々では無く、(レスポンスが、悪い事)=(仕事が、出来ない)という職場環境です。疲れます。。。
おおー!月水金にメールチェック!やってみよー。
僕もマイケル・マスターソンの「大富豪の仕事術」読んでから、メールボックスを開くのは一日の一番最後(だいたい夜9時半くらい)と決めています。
電話番号やメアドなんて、めったに人に教えるもんじゃないですよね。
ましてやプライペート用だなんて……。
名刺にも「ないしょ♪」って書いてます。
電話やメールに即対応しなくて怒る人なんて、ぶっちゃけ俺の人生に必要ないから切って捨てれば良いと思うんですよねー。
寺本 隆裕 さま
おはようございます。
お世話になっています、坂井と申します。
「あなたの時給を下げる方法」を拝読し、
コメントを投稿させていただきました。
>いつものように僕はこの電話を無視しました。
外部からの割り込み的な出来事への対応によって
集中が途切れたりして、
生産性の低下、品質の低下につながる可能性は考えられます。
メールへの対応は、
その内容にもよるとは思いますが、
メールは時間制限で消えて無くなる訳では無いので
自分のタイミングを優先しての対応でもいいと思います。
しかし、電話という手段を使うという事は
電話をかけている相手としては、
それなりの緊急度を持って電話している訳でしょうから、
それを自分の都合で無視するというのは如何なものかと思います。
(電話をかけた側としては、受話されなければ、
電話で話せるまで、または、直接相手のところに行く等
コミュニケーションを成立させる様、進めるのだと思いますが。)
人と会っている最中の携帯への電話など、
どのように対応するのが良いかというのはまた別にありますが、
「誠意」ある(「誠意」が感じられるような)対応を常に心掛けるのが良いと
私は思います。
その時点での優先順位は存在しますが、
何事も先送りにせず、
前、前で対応していこう(潰していこう)
という「気持ち」や「姿勢」は、必要なものだと
私は考えています。
平成25年 6月10日(月)
坂井 真