暗黒の時代。
From:寺本隆裕
大阪のスタバより、、、
1999年。
神田昌典さんの通称ピンク本
「あなたの会社が90日で儲かる」が発売されました。
ダイレクト・レスポンス・マーケティングが、
広く中小のビジネスに広がるきっかけとなった本です。
その手法は画期的な成果をもたらし、
多くの成功者を生み出しました。
・インパクトのある「非常識な見出し」でお客さんのド肝を抜く。
・「え!これが無料!?」というような強烈なオファーで大量の成約を勝ち取る。
・まず売るのではなく、「小冊子」をオファーにして「見込み客」を集め、
そこにDMでフォローアップする。
もちろん、そのような「画期的な」方法を、
勉強熱心で、常に売上アップを考えている、
ビジネスオーナーや社長、起業家が見逃すはずはありません。
多くの人たちに広まりました。
そして、
たくさんの「似たような広告」出るようになりました。
たくさんの「小冊子」が作られました。
たくさんの「セールスレター」が作られました。
そうなると当然、反応は下がってきます。
顧客獲得コストも高くなってきます。
同じマーケットに対して同じようなことをする人が増えるんですから、
当然のことですよね。
だから反応を上げるため、みんなが工夫をします。
コピーに書いてある「約束」をどんどん大きくするようになりました。
「オファー」はこれ以上ないというくらい強くなりました。
しかし、それが「利益」を圧迫し、また自分たちの首を絞める。
でも、そうしなければ反応は取れない。
そんな悪循環に入って行きました。
先日のアンケートによると、
”2005年を超えたあたりから反応が大きく下がってきた”
”2007年あたりまでしか「それまでのやり方」は通用していない”
オフラインでDRMを実践されてきた人は、
これくらいの実感のようです。
舞台をオンラインに移してみましょう。
オフラインでのDRMの反応がピークだった頃、
その手法をオンラインに持って行って大成功する人が現れました。
長文のセールスレターをウェブページにアップする。
ドギツい、インパクトのあるコピーで「デカい約束」をする。
そうするだけでじゃんじゃん反応が取れました。
アフィリエイターは商品をどんどん売ってくれました。
オンラインでも「やれば、儲かる」という状態になりました。
しかし、今では以前ほどの反応は全く取れない状態です。
顧客の方も慣れてきました。
「またこれか」と、思うようになりました。
コピーに書いてある「デカい約束」に、
不感症になってきました。(あるいは逆に、嫌悪感を感じるようになっています)
縦長のセールスレターは、それだけで嫌われるようになりました。
無料お試し、返金保証、は、悪用されるのが当たり前。
悪質なアフィリエイターの中には、
「とりあえず申し込んですぐ返金してください。
アフィリコミッションの一部をキャッシュバックします。」
というのも現れる始末。
PPCなどの広告規制や審査も厳しくなりました。
(実際は、規制やルールが整備されてきた、と言った方が正しいでしょうが)
結果、今まで出せていた広告が出せなくなりました。
苦労して書いたセールスレターが、広告に出せないのです。
大流行した「成功ノウハウ」は、
もはや単なる「昔の武勇伝」に変わりました。
コピーを書いても反応がない…
競合がどんどんオファーや「約束」を強くしていくので消耗戦…
そもそも規制で、強いコピーが広告に出せない…
「コピーライティングは終わったのか?」
・・・もちろん、違います。
むしろその逆で、ますますコピーライティングの重要性や、
そのスキルを深めていくことの必要性が増してきています。
QUESTフォーミュラなどを開発した有名なコピーライターである
マイケル・フォーティンは、こう言っています。
=====================================
コピーライティングについて学ぶことをやめてはいけない。
セールスレターを使うこともやめてはいけない。
そして、インターネットでコピーライティングを使うこともやめてはいけない。
あなたのコピーライティングのスキル、技術、知識を、
少し応用して、最新のチャンスや機会に適用することができる。
そうすれば、あなたの売上を最大化することができる。
=====================================
では、
・競合もDRMやコピーを勉強しスキルアップをしている(彼らも生き残りに必死)
・広告やネットの「規制」が厳しくなっている
・そして、そもそものコピーの反応が下がっている
という状況の中で、
・どうすれば、反応の取れるコピーを作ることができるのか?
・どうすれば、きつくなる「規制」の中で戦っていけるのか?
・そして、どのようなことを知り、学んでいけばいいのか?
次から、その辺を考えていきたいと思います。
**コメントください**
「売ることが難しくなっている」今、
・どうすれば、反応の取れるコピーを作ることができるのか?
・どうすれば、きつくなる「規制」の中で戦っていけるのか?
・そして、どのようなことを知り、学んでいけばいいのか?
どう思いますか?
あなたの意見を聞かせてください。
このページの下のコメント欄に、ぜひコメントをお願いしますm(_ _)m
PS
アンケートに、
「12週間コピーライティング実践プログラム」迷ってます。
というコメントをくれた人がたくさんいました。
実際に、「レネゲイド・ミリオネア・システム」が欲しいと希望した人よりも、
はるかに多い人が「12週間」を希望していました。
が、、、
はっきり言って、買って後悔は絶対にさせないので、
まず試してみて欲しい。と思います。
ダメだったらお金返すんで。
アンケートの中にも、
「このプログラムに出会って、これまで150%だった広告の費用対効果が、
300%にアップしました!」
と書いてくれた方もいましたし、
この間も「このプログラムに出会って人生変わりました」という経営者の方が、
わざわざ会いに来てくれたりもしました。
(しかも、8月はそんな人が2人も!)
始めるなら、早い方がいいと思うけど…
↓
http://www.theresponsecopy.jp/copywriting_program/
「どうすれば、反応の取れるコピーを作ることができるのか?」
・誰にも真似できない販売者のキャラクターを出していく。同じようなコピーが複数あったとしても「キャラクター」で差別化ができる。また、そうする事で、その人“独自の意見”が生きてくる。
・ターゲットをもっと細分化し、そのターゲット専用のコピーを数種類用意する。
寺本さんと小川さんのメルマガ、めちゃくちゃ面白いです。
毎日100誌くらいに目を通しますが、他とは格が違います。
ホントに面白いです。
私はミュージシャンですが、そちらの世界にグイグイと引っ張られています。笑
寺本さん、こんにちは!最近、レスポンスを読むのが大好きになりました^^。
1. )
●どうすれば、反応の取れるコピーを作ることができるのか?
まず、お客さんのことを知ることが必要だと思います。お客さんの思考を知ることで、「ほしいオファー」「言って欲しいメッセージ」を作ることが可能だと思うからです。
そして、メッセージの伝え方に他社との違いを持たせることが重要だと思います。バリバリのダイレクト・レスポンス・マーケティング風のコピーを使っているところが多いなかで、表現等に違いを持たせることで、反応を上げることが可能だと思います。
2. )
●どうすれば、きつくなる「規制」の中で戦っていけるのか?
規制されていないところで戦う。PPCでは規制が強まっていますが、Facebook広告では無料プレゼントの広告も出せるようです。(これは、今テスト中です)
規制されている中で戦うのなら……、規制されている部分だけを自社媒体で行うのが良いと思います。
例えば、アメブロでの商用利用は厳格化されています。それなら、販売ページやリスト取りのページなどを、自社サイトに置くことで、回避できます。
そして、お客さんを魅了すること。信頼関係を築くことで、ファンになってもらうこと。どんなに規制が強まっても、「お客さんの脳みそ」まで規制することはできないので。
3. )
●そして、どのようなことを知り、学んでいけばいいのか?
お客さん(ターゲット・マーケット)を観察する力。リサーチ力。
規制の影響でmDRMの基本型通りに行うのが難しくなっています。その規制の中で、DRMの基本型に、どう持ってくるのか。ということ。
コピーに関しては、小川さんの教え「優れたコピーを手書きで書き写す!」を実践しています。先日は、ますださんのセールスコピーを書き写し終わりました。
最近では、レスポンスのメルマガになにやら秘密があるとお聞きしたので、レスポンスのメルマガを毎日書き写しています。
ではまた、コメントしますね♪
by藤倉
コピーライティング講座や、野山様のセミナー等で、たいへんお世話になっています。
すでに、いくつか試させていただき、短期間で現実に100万円単位で売上が
取れたので、それだけでもこの講座の投資は回収できています。
今後にも使える考え方を再確認できたので、とても助かっています。
さて、今回のセールスレターを一読して、思うところあり、拙文ながら、筆をとらせていただきました。
寺本さんがおっしゃっていることも、基本筋のところでは道理にかなっていると思います。
個人事業レベルで一千万単位と規模が小さいですが、10年近く前からオファー→メルマガ発行(読者数5万人)→商品販売の流れを
頑固に守ってきたので、その流行は一通り経験しました。
似たようなことは3-5年前にメルマガでもいわれました。
「もう、メルマガは終わった」と、かなりメルマガ発行は
時代遅れ的なことを言われた時期がありました。
内心、「本気でみんないっているのかなあ」と思っていましたが。
しかし、わたしのところは今が一番売上が大きいし、これからの伸びの可能性を1番感じるのも今です。
熱病のようにネット販売がバブルだった5年くらい前ではありません。
だから、コピーでおっしゃっていることの基本的なところにはそうだな、と思っていますが、一部は個人的にちょっとだけ違う意見です。
おそらく、深い意図があって、多少刺激的におっしゃっているのだろうな、と思っていますが…。
察するに、「以前のコピー等が通じない」とういのであれば、みんな同じことをしているのに、それに「継続的な微調整」を加え続けることができず、
一時的なノウハウの部分しかできない(ほったらかしという売り文句を信じた)人が退場しているだけだと思います。
ネットとは別に、リアルの部分で会計事務所として100億円規模の企業の財務コンサルもしていますが、リアルもネットも、儲かる企業の条件は同じだとこれまでの経験で痛感しています。
感覚的ですが、商品への導線としての表現の部分と、本質的な部分を巧みに使い分けていらっしゃって、さすがだなあ、この域にはまだまだ自分はいっていないなあ、という感想を持ちました。
引き続き、講座等で、勉強させていただきます。
マーケティング思考を高めてくれている点は、本当に助かっています。
売上アップにつながる情報を、これからもいっそう活用したいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
柴山政行
いつの時代も、捉えている人の個性で色が変わって見えると思います。
暗黒時代っていう人と改革時代という人。そこで過去を見る人は確かによかった時代を知る人にとっては暗黒時代でしょう。よかった時代を知らない若しくは、アンチな人にとっては改革の時代と捉える事ができるでしょうね。その他の人は傍観者か無関心か又は2つの色に惑わされる人かのいづれかでしょう。スピード化の時代と言えばスローライフの時代と言う。
見えてる範囲や考え方の違いなのにね。
ネットビジネスに興味はありますが、何か違う方法もある気がします。
僕らしく生きる為には、迷わない力がいると思います。
政治問題もネットビジネスも同じで違う感覚を持つ与党、野党ではない
新しい発想が必要だと感じて行動していきます。