渡邊健太郎とベビーカー?
From:寺本隆裕 ダイレクト出版
大阪のスタバより、、、
先日、ネット通販実践会の渡邊健太郎さんと
「ベビーカー」の話になった。
ネットショップの話をしていたとき、健太郎さんが
「ベビーカー売ってるところで、
めちゃくちゃ儲かってるところ知ってますよ」
・・・と言っていたのがきっかけです。
健太郎さんも僕も、子どもがいるので、そこから、
どんなベビーカーを買ったことがあるか、
みたいな会話になったのですが、、、
健太郎「何種類か買いましたよ。デカいのも。」
寺本「あ、あの海外製のやつですね。」
健太郎「そうそう、座る場所が地面から高いから、風通しが良くて蒸れないってやつです」
寺本「頑丈なんですよね?しかも。」
健太郎「なんか向こうのCMで、軽自動車がぶつかっても赤ちゃんが守られる、
みたいな動画もやってましたよ。」
寺本「タイヤとかもオフロード仕様のやつですか?」
健太郎「そうです。でもタイヤもデカいので、狭い日本だと小回り利かなくて大変ですよ。」
寺本「あー、使いにくいですよねぇ。」
健太郎「そう。で結局、小さいベビーカー買って、そればっかり使ってましたよ。」
てな感じ。
さてさて、この何気ない会話の中に、
コピーライティングのヒントがあるのですが、
あなたは気づいたでしょうか?
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分からない?
では質問です。
なぜ、渡邊健太郎は、
使いにくい、高いベビーカーを買ったのだと思いますか?
もちろん、
子どもを守りたいから、とか、
子どもを熱中症にさせたくないから、
といったようなものもあるでしょう。
しかしその根底には、もっと違った、強い強い欲求があるのです。
感情を刺激して購入を決断させる、その強い心理トリガーの正体とは、、、
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「セルフイメージ」
その正体とは、
自己啓発でよく言われるる、「セルフイメージ」だったのです。
セルフイメージとは、
自分自身に対する「意見」のこと。
例えば、
自分は社交的な人間だ、と思えばそれがセルフイメージ。
自分は内向的な人間だ、と思えばそれがセルフイメージ。
自分は初心者だ、と思えばそれがセルフイメージ。
自分はプロだ、と思えばそれがセルフイメージ。
これがなぜ、強い心理トリガーになるかというと、
人間は、セルフイメージを強化するために購入を決断するからです。
大事なことなのでもう一度言いましょう。
「人は、セルフイメージを強化するために、
購入を決断する。」
ベビーカーを買うときのセルフイメージはどんなものかというと、
自分は親である。父親である。というもの。
もっと言えば、
自分は「いい」父親である
というものです。
だから、
できるだけ子どもが快適にできるよう、
暑くない、高い位置にシートがあるものがいい。
とか、
軽自動車がぶつかることはないと思うけど、
できれば安全性に優れたものがいい。
といって、安物ではなく品質のいいものを選ぶという行動は、
「自分は子ども思いのいい父親であるという
セルフイメージを強化したい」
という欲求に基づいた行動なのです。
他にも例えば、
母の日に母にプレゼントを贈るのは、
「自分はいい息子(娘)である」というセルフイメージを強化します。
奥さんの誕生日にイベントを企画するのは、
「自分はいい夫である」というセルフイメージを強化します。
マーケティングやコピーライティングの教材を買うことは、
「自分は優れたマーケッター・コピーライターだ」というセルフイメージを強化します。
(優れたマーケッター・コピーライターなら、自己投資を惜しむなんて行動は、
セルフイメージに反する行動です)
自分は重要人物だというセルフイメージを強化するために、
高級車を買ったり。
ちなみに僕は、コピーライターだ、マーケッターだ、
考えることが自分の仕事でありミッションだ。と決意した瞬間に、
スパっとタバコをやめることができました。
考える=脳を使う ことが最も重要な仕事である以上、
脳に悪いとわかっている行動を続けることはセルフイメージに反することだからです。
恐るべし、セルフイメージのちから。
あなたも実際に思い当たる経験があるんじゃないでしょうか?
人の行動をコントロールする「セルフイメージ」のちから。
さてあなたは、どう使う?
PS
もしあなたが、自分はコピーライターだ。
というセルフイメージを持っているなら、このメンバーは超おすすめ。
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