「●山●夫さん」へ、、、
From:寺本隆裕 ダイレクト出版
大阪のスタバより、、、
先日大阪のとある会場をかりて、
スパイ・ダンケネディ・コピーの公開解説セミナーをやりました。
福岡や東京からも参加してくれた方もいて、
僕自身もかなりモチベーションアップになりました。
2時間ほど、解説セミナーをやったのですが、
ダンケネディのニュースレターは、
いつもかなり深い深い気づきを与えてくれるので、
解説している僕も、いつも勉強になっています。
(ちなみに何かを「教える人」と「教わる人」では、
圧倒的に「教える人」の方が勉強になります。
もしあなたが短期間でスキルアップをしたいなら、
自分の勉強している内容を誰かに教えることをオススメします。)
そして今月号のテーマの一つが、
「ターゲットを絞り込む」というところ。
この方法を応用して、
「一度リストにいる人達の中からもう一度見込み客を集めて
高額商品を売るテクニック」など、面白い手法が紹介されていました。
しかしこの絞込みが、またクセモノ。
ターゲットを絞れば絞るほど高い反応が得られるようになるのですが、、、
コピーライターやマーケッターにとって、辛い試練の一つでもあります。
なぜなら、自分の売っている商品は、もっと多くの人に役立つから。
こんな人にも売れるだろう。
こんな人にも喜んでもらえるはず。
そう思っているからです。
だから、
ターゲットを絞り込むことで「取りこぼす」ことを心配し、
もったいないなー、と感じてしまうのですね。
しかし、ターゲットの大きさと成約率は相反するもの。
ターゲットを広げれば広げるほど、メッセージがぼやけてしまい、
成約率は下がってしまいます。
広告コピーやセールスメッセージがありふれている今、
コピーを書くものとして最も重要な仕事は、
「このコピーはまさに、私のために書かれてある!」
と見込み客に思ってもらうことです。
そうでなければ、コピーはすぐに無視されて、
読まれなくなってしまうのです。
僕はいつも、具体的に1人のお客さんをイメージしながら、
その人1人に向けて書いています。
「●山●夫さん」に向けて、書くわけです。
(僕の場合は実際に会ったことのあるお客さんをイメージします。)
このフレーズは「●山●夫さん」に響くかな?
これらのベネフィットは「●山●夫さん」にとって優先順位はどうかな?
「●山●夫さん」にはどんな「買わない理由」があるから?
1人を明確にするとメッセージは具体的になり、
シャープになり、そして書きやすくなります。
じゃぁ質問。
あなたが今書いているコピー。
誰に向けて書いているのですか?
具体的に1人、あげてください。
その人の名前は???
ヒント:「●●な人」だと、ぼやけていますよ。具体な個人名で!