シュガーマンからのアドバイス(超、実践的!)

From:寺本隆裕
大阪のスタバより、、、

”広告を出すとき、私はいつも
世界中のジョー・シュガーマンに向けて売り込んでいる。”

これは、天才コピーライター、
ジョー・シュガーマンの言葉。

この言葉を本で見たとき、僕は思わずこの部分に線を引き、
ページに折り目を付けずにはいられませんでした。

「自分が欲しくないような商品は売ることができない。」

というような話をしている部分に出てきた言葉なのですが、
この言葉の中には、コピーライティングそのものへの
実践的な教訓が含まれているということに気づいたでしょうか?

セールスレターを書くということ。

それは、
誰かに何かを売るということ。
誰かにお金を払ってもらうということ。ですよね。

そしてそれ自体は悪いことではないし、
それがコピーライターの最大の仕事でもあり責任でもあり、
存在意義でもあります。

でもそこでやってしまいがちなミスは、

気持ちが焦るあまり、
買ってほしい!と思うあまり、
売らなければならない!と思うあまり、、、

「自分なら買わない」ようなコピーを書いてしまうということです。

マッチョで押し付けがましい文章。
ベネフィットだけをアピールする、面白みのない文章。
見込み客のことではなく、商品のことばかりを話す文章。

などがその典型です。

あなたが見込み客なら、
そのコピーを読んで、書いている内容を信じるだろうか?

あなたが見込み客なら、
そのコピーを読んで、お金を払いたいと思うだろうか?

あなたが見込み客なら、
そもそもそのコピーを読もうと思うだろうか?

答えがNOなら。
きっと見込み客の反応も同じはず。

コピーを「完成」させる前に。
見込み客に送る前に。
お金を出して広告する前に。

冷静になって、
シュガーマンのアドバイスを思い出してみましょう。

”広告を出すとき、私はいつも
世界中のジョー・シュガーマンに向けて売り込んでいる。”

押し付けがましくないだろうか?
大げさに言い過ぎていないだろうか?
信じてもらうだけの証拠は十分だろうか?
注意は十分に引けているだろうか?
他の商品と比較して、それを買う理由は十分だろうか?

”セールスレターを出すとき、あなたはいつも
あなた自身に向けて売り込んでいる。”

PS
『12週間コピーライティング実践プログラム』の最後のセッションでは、
マッチョなコピーを「クールダウン」するテクニックを紹介しています。
http://www.theresponsecopy.jp/copywriting_program/course/index2.php

ちなみに、商品選びの基準などについては、第1週目。


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  1. 島村光子 さん: 2011年08月20日 10:07

    いいことばですね。

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