仕事は楽しいかね?
FROM:寺本隆裕
とてもいいコメントをもらいました。
件数は今の時点で3件と少ないけど、
どれも核心を突く、すばらしいコメントです。
昨日のメールで、
「商材に情熱を持てないときにはどうすれば?」
という、のだゆみさんからの質問を紹介しました。
昨日のメールはこれ http://www.theresponsecopy.jp/?p=2321
最後のPSでちょっとしたフリをしたのですが、
僕が話そうとしていた内容を長瀬さん、村田さん、山科さんが
話してくれました。
長瀬さんのコメント
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気づいてもいないし、関係ない話なのですが、
個人的に『ハッ』としたので、コメントさせていただきます。
今日の、のだゆみさんの質問、自分でも時々やります。
そして、成績がイマイチな営業マン(←仕事の関係上、会う機会が多いです)も、
このセリフが大好きです。
『商品が悪い、会社が悪い、競合の方が良い物を安く打ってる』
でも、自分を含め、このセリフを吐いているとき、
ちゃんと調べきっていることは稀です。
全力でやっているときの5%ぐらいしか力を注がずに、
怠けている時なのです。
(自分もそうですし、営業マンも同じです。
どれくらい調べましたか?と訊いても、大したことを調べていません。
> 上司や取引先から「この商品を売れ」と言われているけど、
> 明らかに競合の方がいい商品だし、
> 買ったお客さんは損することがわかっている。
ちゃんと調べて、こんな状態だったら、
別の商品を売ったら良いのですが、
ほんのちょっとやって売れないから・・・、と言って、
この言い訳に逃げているようなら、
どんな良い商品を手にしたって、売れないと思います。
(昔の自分へのメッセージです)
僕は、会社から1年半の間、『たった1つの商品を販売する』
という役割を貰っていたことがあります。
訴求方法やベネフィット、リストの区切り方・・・
いろいろ変えていくと、良い部分はあるし、
欲しがっている人がいるとわかりました。
質問に答えてないですが、、、ただのコメント、以上です。
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ありがとうございます。
そうですよね。
のだゆみさんのケースがそうだ、
ということではもちろんありませんが、
徹底的にリサーチすることはとても重要なことです。
あるカリスマコピーライターは、
その商品にハマるくらい徹底的にリサーチせよ、
と言っています。
また、「商品開発の極意」というメルマガの中でも話した通り、
売り手が思う『いい商品』と買い手が思う『いい商品』は、
ほとんどの場合一致することはありません。
実際に使っているお客さんの声などを聞いて、
徹底的に調べることが重要ですよね。
そこから、売れる切り口を見つけること。
最もその商品からベネフィットを得られるのは誰か?を探すこと。
コピーライターとして、最も重要な仕事ですよね。
同じ指摘を、山科さんもしてくれました。
また村田さんからは、
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【危険な事】
カリスマコピーライターの言う事を真に受けて
「こんなの精神衛生上良くない」と自分に言い訳をして
中途半端な仕事しかしない事!
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というコメントをもらいました。
これも、のだゆみさんのことを言っているわけではなく、
一般的な話として、こういう指摘を頂きました。
楽しい仕事をしなければならない、というのは僕も真実だと思いますが、
一方で、仕事を楽しくする責任は、自分自身にあるとも思っています。
とてもおすすめの本があります。
「第二の脳」のつくり方
辻 秀一さん
↓
「第二の脳」のつくり方
この本には、人間が最高のパフォーマンスを発揮できる
「フロー状態」について書かれてあります。
詳しくはまたの機会にでも話したいのですが、
この中で挙げられている重要な事の一つに、
『楽しい』という状態を作り出す方法があります。
『楽しい』には色んな種類があります。
例えば、
ハワイにいるときは楽しい。
ボーナスがもらえたときは楽しい。
みんなでわいわい騒いでいるときは楽しい。
など。
でもよく考えてみると、これらは全部、
自分以外の外部要因や結果に依存している『楽しい』
だということがわかります。
つまりこれだと、
ハワイから帰ったら楽しくない。
(から、また次の旅行まで楽しくないことを我慢。)
ボーナスが少なかったら楽しくない。
(から、ボーナスがもらえる会社に転職。)
みんながいなければ楽しくない。
(から、常に遊び相手を探す。)
という依存状態になってしまいます。
でも、この本の中では、
「楽しい」を自分以外の他に依存しない方法が紹介されています。
自分さえいれば作り出せることに共通すること。
それは、
「一生懸命すること」。
一生懸命することには、場所も道具も他人も関係ありません。
自分一人で100%コントロールできることです。
楽しめることを探すのではなく、
今、自分のやっていることを一生懸命やることが、
生き生きと楽しい毎日につながるわけですね。
村田さん、
ありがとうございます。
PS
おっと、もうひとつ、「危険なこと」をいい忘れるところでした。
それは、「商品に惚れ込むな」です。
商品にハマるのは必要だけど、盲目的になってはいけません。
惚れ込むのは顧客であり、マーケット。
彼らの求めるものを提供しましょう。
盲目的になってない?
これでチェック!
↓
http://www.theresponsecopy.jp/15step/
レスポンスコピー、つまり、このブログの意義って何だろう?
言い換えると、このブログのベネフィットって何だろう?
それはコピー、つまり、「メッセージ」について学ぶこと、
実践することについて気付きを得られること。
とするならば、、、
ここで語られていることは、メッセージについて。
となると、この部分、
>おっと、もうひとつ、「危険なこと」をいい忘れるところでした。
>それは、「商品に惚れ込むな」です。
>商品にハマるのは必要だけど、盲目的になってはいけません。
>惚れ込むのは顧客であり、マーケット。
>彼らの求めるものを提供しましょう。
「彼らの求めるもの」というのをわかりやすく変換すると、
【彼らの求める欲求にあったメッセージ】を提供しましょう、
ってことじゃないでしょうか。
「商品に惚れ込むな!」
「好きな商品と売れる商品は違うんだ!」等
売れれば何でもいい!みたいな事をよく仰いますが
盲目的に惚れ込んでいる商材で生計を立てる事が出来れば
金持ちにならなくても幸せなのではないでしょうか?
起業をするには2パターンあると思います。
1自分の好きな事、得意な事で独立する。
2何か儲かる商材はないか常に流行を追い続ける。
レスポンスで伝えている事は2の場合の事が多く
まるで「商売を始めようと思っているんだ」と
伝えた時の親戚のおじさんの様です。
「そんなのうまくいきっこないから止めときな!」
私は幸いにも好きな商材で商売を10年以上続けています。
最初は大変でしたが好きだからこそ乗り越えられたと
強く思っています。もし心底惚れ込んだ商品ではなかったら
1、2年で「こりゃダメだ、寺本さん達の言うとおりだ」
と心が折れ、路頭に迷い同じ事の繰り返しをしていたと思います。
正直、起業をする前にこのメルマガを読んでなくて良かったです。
PS
私は2のパターンで長期成功している方に出会ったことがありません。
カリスマは別にして凡人にはハードルが高いと思います。
PPS
明日はこの書き込みについてのレビューお願いします。
お久しぶりです、寺本さん。
自転車が見つかり、安心しております。
(ママちゃり乗ってる写真が見たかったです)
さて、ビックアイデアを見つけ出す時は、
商品中心で考えるよりも、
「見込み客やマーケットを中心で考える」
そうすると、良いものが生まれますよね。
それは、人が常に何か新しいことや、
楽しい事を欲してる証拠ですよね~。
「ここにあるよ~」って、彼らにあったメッセージで伝える、、
なぜなら、人は他人に与えられた事をこなす事は苦痛ですが、
自らにコミットメントした事は苦痛にならないものですからね。。
でもそれを自分の人生に置き換えて考えると、、
(何かを叶えようとするとき)
そんなとき大事になってくることは、大きなことを自分に課さず、
小さくて確実にできることを宣言して、それを乗り越えることですよね。
そうすると、、何か一つでもできるとそれが自信につながり、
それこそ”一貫性”が働いて、後はなんだかすんなり行動に移せるものです。
要するに、自分に何かを宣言して、行動を起こすその内容よりも、
そうやって、「何かを始めよう、行動を起こそう!」と思い、
実際に身体を動かす”癖を”つけることが大事なんですね。
「毎日、今日やったことを人に話す」これが、
営業マン時代に先輩から聞いた、仕事の上達法でした。
初めは馬鹿にしていましたが、やってみるとなかなか難しいし、
他人にはまるで、”仕事ができる”風に話すわけですから、、
面白いほど成長しましたね。
でも、もう一歩先を行くと、リーダーと言う意味では、
(自分の人生をリードすると言う意味では)
「物事は本当はどうあったら良いのか?」
と言うジェームス・スキナーの究極の質問
を常に自分に投げかけて過ごす必要がありますね。
だから、謝りたくないときに、自分から
「ごめんね」と言う必要もあるし、
愛してるからこそ、
“きつく叱る”必要もでてきますね。
(きっと、これは全ての人には響かないですよね。。
人がそうしない事を、自分に課す必要があるわけですから、、)
でも、それで良いのでは?
その理屈(本当の意味)を知っているのが、
(知る事ができた幸せモノが)
コピーライターなのだと思います。