「その話、聞いたで。」(コピーライティング3ステップ)
FROM:寺本隆裕
「その話、聞いたで。」
先日、新コース「12週間コピーライティング実践プログラム」
のウェブセミナー中のこと。
ウェブセミナーのチャットシステムに、
参加者から、鋭い突っ込みが入りました。
確かに僕がそのとき話した内容は、
別のウェブセミナーで話した内容と同じものでした。
内心、ドキッ!としながらも、
「はい。別のところで話した内容と同じです。
でも大事なことなんで、何回も言っているんです。」
と答えました。
実際これは本当に大事な話であり、
多くのコピーライターが忘れてしまっていることでもあります。
「書けないんですけど・・・」
「何を書けばいいんですか?」
「書くことが思いつきません」
なんてことを言う人がいたら、
まずこの3ステップの基本原則に立ち返るよう、言っています。
なので今日は、また「聞いたで」と言われるリスクを覚悟で、
同じ話をしようと思います。
*テンプレートを使う前の注意事項2*
『コレを読む前に、テンプレートを使おうなんて考えてもいけません』
この「3ステップ・コピーライティングの原則」は、
基本中の基本であるにもかかわらず
熟練のコピーライターでも忘れがちなとても大事なポイントです。
しかし、この原則を忘れてしまうと、
いくらテクニックを駆使しても、いいコピーは書けないでしょう。
そしてこの原則は、セールスレターやメールでの売り込みなど、
あらゆる場面で使えます。
ぜひ染み付くまで、
机の前かパソコンのディスプレイの横に貼付けておきましょう。
3ステップ。
それは、コピーを書くときに、、、
1.誰に書くのか を決めて
2.何を書くのか を決めてから
3.どう書くのか を決める
ということです。
ステップ1:誰に書くのか?
まず、「書けない」と言っている人は、
ターゲットが不明確です。
コピーは営業マンの営業トークと同じ。
というのはもう覚えていますよね?
営業マンは目の前の見込み客に合わせた話をするはずです。
であれば、コピーも同じこと。
売りたい相手に合わせてコピーを書かなければいけません。
あなたが売ろうとしている相手は誰でしょう?
主婦?社長?社長だとしても、年商1億円?年商50億円?1000万円の個人事業主?
年齢は?住んでいる地域は?お得意さん?それともまだ商品を買ったことのない人?
彼の興味や関心ごとは何でしょうか。
彼の悩みは何でしょうか。
彼の生活はどのようなものでしょうか。
相手によって話すことは違うはず。
誰に書くのか、明確にしましょう。
ステップ2:何を書くのか?
「話すこと」がなければ、「どう話すのか」を考えることは出来ません。
昔、ダウンタウンのHEY!HEY!HEY!に、宇多田ヒカルが出たとき、
彼女とダウンタウンの会話で、
「自分、英語しゃべれるんやろ?」
「はい。」
「じゃ、しゃべってみて」
「でもね。それって、いろんな人に言われるんだけど、
そう言われても・・・」
「あ、何をしゃべればええねん!って?」
「そう。」
「そら、そうなるわな。」
というやり取りがありました。
つまり、英語を話せるスキルがあったとしても、
「何を話すのか?」が明確でなければ話せないのです。
コピーでも同じです。
テクニックを知っていても、
そのテクニックを使って「何を言うのか?」が明確でなければ
書けないのです。
オファーは何ですか?
どんなアイディアでそのオファーを伝えるのですか?
それを明確にしましょう。
商品を徹底的に調べ、見込み客を徹底的に調べましょう。
ステップ3:どう書くのか?
ステップ2までが明確になってから、やっと、
『それをどのように魅力的に表現するのか』
という「どう書くのか?」のステップになります。
ここでいわゆる、コピーのテクニックが役に立つわけです。
そして、「コピーライティング・テンプレート」は
この「ステップ3」で主に役に立つものです。
なので、テンプレートを使う前に、
「誰に」「何を」書くのか?
明確にしておいてください。
「何を言うかはどう言うかよりも重要だ」
by デビッド・オグルビー
PS
え?「誰に」「何を」、がわからない?
それならあなたには、コレが必要かも。。。
↓
http://www.theresponsecopy.jp/15step/
以前、プレゼンテーションでの要点、ポイントで同じようなことを
聴いたことがあります。
どちらも、誰に伝えるかが決まってから何を、どのようにが決まってゆくのだなと
気付きました。
ありがとうございました。
単純な事だけど、とても大事なことを学ばせていただきました
有り難うございます。
シンプルだけそ核心を突くお話でした。ありがとうございます。