セールスレターを素早く書く秘訣

From:小川忠洋
大阪のオフィスから、、、

昨日、セールスレターを一つ仕上げた。 コピーライターとして、最も達成感の味わえる瞬間がセールスレターが書き終わったときだ。『おーオレ仕事したなぁー』という喜びのもと一杯やれると言うもんである。(僕は酒は飲まないけど・・・)

このセールスレターが大量のお客を連れて来てくれるといいんだけど、、、それはやってみないと分からない。できれば、長期間ずっと使えるセールスレターになるようにと思って作った。

実際、どうなるかはまだ分からない。しかし、インターネットのいい所は、ダメだと分かったらスグに変える事が出来ると言う事。だから、もしこのレターの反応が鈍かったら、スグに別の案を作ってテストする事ができる。だから、このセールスレターに2週間も3週間もかけるのは止めて、僕はこれを1日半で作った。

もし、1日半で作ったセールスレターが億単位のヒットになれば、『オレって天才?』と天狗になってしまうかもしれない、、、だって、そうじゃない?1日半で1億円だよ?

でもそれは違う・・・

本当の事を言うと、このセールスレターは、短時間で書けるものだった。短時間で書けるセールスレターってどんなセールスレター?とあなたは思うかもしれない。普通のセールスレターだ。15ページの普通のセールスレター。しかし、これが短時間で書けるのは理由がある。

その理由とは、、

それはとても簡単な話。僕はこのセールスレターを読む相手の事を熟知していたからだ。どんな人が読むのか知っていた。そして、その人たちがどう言うものを求めているか?どんな欲求があるか?どんな事にフラストレーションを抱いているか?そういった事を事前に知っていたのだ。(何故なら、ずいぶん前にアンケートを取っていたから)

なので、僕の仕事は、相手が求めているものをこのセールスレターに書く事だった。

究極の成功の秘訣が公開された!?

たった今、究極の成功の秘訣が公開された。これはビジネス上の成功の秘訣だけど、コピーライティングにもそのまま適応できる。ジグジグラーか誰が言ったかは忘れたが、究極の成功の秘訣は、コレだ。

『相手が求めているものを見つけて、それを手に入れる方法を教えてあげよ』

初心者のコピーライターは、”驚異の”、”最新”、”あり得ない”などギラギラした言葉を並べて煽る事ばかりを考えてしまう。そして、商品を、実態以上に良く見せようと、そういう事ばかり考えてしまう。しかし、読み手、つまりあなたの見込み客にとって最も重要な事は、『彼が何を得るか?』である。

『彼の人生がどのように変わるか?』

それが、大切なのであって、他の人がどれだけ「驚異」と思ったのか「あり得ない」と思ったのか何てどうでもいい話なのだ。

なので、コピーライターとして、あなたにとって最も重要な仕事は、『相手が何を求めているか?』を知る事。もし、あなたが相手が求めているモノを知る事ができれば、セールスレターを書くのはとても簡単になる。

あなたが相手の欲求を知っていれば、
その欲求が満たせると言う事を
セールスレターに書いてあげればいい
(もちろん本当の場合に限るが・・・)

覚えておいて欲しい。我々はセールスマンだ。 キレイな言葉を並び立てて、コピーライティングの能力を認められたがっているエゴだらけのライターではない。売ってなんぼだ。

言葉のセールスマン。

これが我々の仕事だ・・・

-小川忠洋

PS: 1日半で素早くできた理由のもう一つは、たくさんのスワイプ・ファイルを持っているから。もし、あなたがスワイプファイルを持っていないなら、コピーライターとして食って行くのは厳しいかも知れない・・・コレで毎月、最新のスワイプを手に入れよう
http://www.theresponse.jp/dankennedy/spycopy/


Facebookにコメント

  1. わんぱんち さん: 2011年03月01日 17:15

    相手の求めていることを知り、
    そしてその求めているモノ、コトを
    手に入れる方法を教えてあげる

    私も私自身が知りたいことを
    教えてくれるページがあれば、
    それに引き寄せられます

    アンケート、リサーチをしっかり行って
    見込み客のニーズを見つけ出し、
    それにおけるコピーを書いていきます

    ありがとうございます

  2. ゴンちゃん さん: 2010年03月22日 12:51

    広告の仕事をしていて、最近やっとそんな境地になってきました。もう一度学びなおしたいと思います。

  3. ながた さん: 2010年03月20日 17:14

     相手が求めるモノ(事)に対して、実現させる。
    単純なんだが、それでいて難しい事なんだよね。

  4. 佐藤 さん: 2010年03月19日 23:36

    すみません  スワイプファイルって何ですか?
    コピーを書くには 相手を知る 相手が何を求めているかを知ること
    その欲求を満たせる方法をセールスレターで伝えるんですね
    でも相手の苦しさや欲求を知ることは難しく思うんですが
    それが分かれば 相手のために何を提案するのがいいかなんですね
    難しい

  5. 湯浅庄平 さん: 2010年03月19日 21:45

    読んでる途中、「だよねー!」って生意気にも小川さんに言ってしまいました。でも、これもきっと当たり前だけど、『やってる?』って事ですよね。。。熟知した人を対象にレターを書いたり、セールスするって簡単だけど、それまでが大変、、だから、『セールスレターで見込み客の声を聞いてる?』って事なんですよね。

    最近それを痛感しました。利益が欲しく、少し焦っていた私が、顧客の声や悩みを聞かずに、無理やりマーケティングを提案してしまい、少し相手に違和感を与えてしまいました。営業マンではないんですよね、、、もう。企業の雇われたセールスマンじゃないから、前に【ザ・レスポンス】で『NOラポール=NOセールス』のとき、加藤さんがコメントしてたことを思い出しました。

    つーか、自分がコメントしてた事をもう一回考えることになりました。でも、利益も考えなきゃいけないし。。。でも、お客さんの、見込み客の声やフラストレーションやベネフィットがそれそのものだし。再認識しました、ありがとうございました。顧客にマーケティングプランをプレゼンした時の顧客の反応と、三年つきあってる彼女にウソの商品をメールで売りつけた時の反応の違いが、それですよね?(何処に売ってるの?って直ぐに電話きましたから^^)

  6. 福田 さん: 2010年03月19日 21:21

    相手をよく知る。
    色んな分野で言われていることですね。
    恋人に対してなら、思いを伝えるために悪戦苦闘しますよね。それに似た点もあると感じました。

  7. uezono さん: 2010年03月19日 12:36

    こんにちは。

    「彼の人生がどのように変わるか」

    今日はこのことと
    向き合って考えてみます。

    ありがとうございます。

  8. 大谷 晶志 さん: 2010年03月19日 11:41

    ホントに、驚異の、あり得ない、最新の

    レターですね。って

    こんな言葉を使ったらダメなんですね。

    ついつい、焦って使いがちになりそうですが。

    相手の事をよく、リサーチして、

    それを、よく分析した上で言葉を選ばないと

    たんなる煽りの文章になってしまうのですね、

    これからは、そういう事を心がけて

    心のこもった文章を書けるように

    努力します。

    今日もありがとうございました。

  9. Takayuki さん: 2010年03月19日 10:45

    まさにその通りです。

    コピーライティングと言うと、
    ついつい洒落た言葉やカッコイイ言葉、
    インパクトのある言葉を使いたくなってしまう!

    コピーはコピーでも我々はイメージ戦略に使う
    コピーを考えるのではなく、紙の上(パソコンの画面上)
    でセールスをするのが目的。

    であるならば自己満足ではなく、まずはその先にある
    お客さんのベネフィットは何か?にフォーカスを当てないと
    いけないとつくづく思う。

  10. 坂野 さん: 2010年03月19日 07:57

    グサリ刺されました!(笑)

    いやぁ、何かというと、この部分です。
     ↓
    初心者のコピーライターは、”驚異の”、”最新”、”あり得ない”などギラギラした言葉を並べて煽る事ばかりを考えてしまう。そして、商品を、実態以上に良く見せようと、そういう事ばかり考えてしまう。しかし、読み手、つまりあなたの見込み客にとって最も重要な事は、『彼が何を得るか?』である。

    小川さんは予知能力者ですか?(笑)と言いたくなる一文でした。

    今、僕はブログアフィリエイトを行っているのですが、
    ご存知の通り?まだ一円も収益を上げていません。;;

    いろいろな、理由があると思うのですが、大事ことは
    やはり、相手を思いやる気持ちですよね?

    この一文を読んで、改めて考えさせられました。

    自分の欠点をそのまま突かれたような気持ちでした。

    ですから、グサリときたのです。(笑)

    今一度自分を見つめ直したいと思います。

    どうも、ありがとうございました。

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