「無料」、あらゆる言葉の中で最も強力な言葉
FROM:テッド・ニコラス
「無料」という言葉はあらゆる言葉の中でも最も強力な言葉です。今日はこの「無料」という言葉の効果的な使用について説明しましょう。
「無料」という言葉を使いましょう
長年の間、「無料」という言葉が何かを売り込む際に最も強力で重要な言葉であることは、この言葉自らが何度も繰り返し証明してきました。
私はあらゆる機会に「無料」という言葉を使用することをお勧めします。広告のヘッドラインや、封筒の”簡単な先行宣伝”コピー、クーポン、パンフレット、注文書など販売するためにコピーが使用できるあらゆる場所で使用しましょう。これ以上の注目を浴びる言葉は他にはないのです。毎回正しく使用することで、売上は急上昇するでしょう。
様々な使い方
あなたは「無料」という言葉の使い方をいくつ思いつきますか?
いくつかあげてみましょう。
- 無料お試しサービス
通信販売業の広告担当者が、長期間にわたって通用する最も効果的なオファーとして、これを選択するでしょう。
得体のしれない企業から購入するように頼まれた顧客から見ると、無料お試しサービスであれば、自分のお金を無駄にする恐れはありません。実際、支払い前に商品を手に入れて試しに使用できると、販売への抵抗はかなり軽減されます。
無料お試しサービスをベースにセールスを行なうと、前払いでの提供に比べて、反響は倍以上になるのです。
商品が無料お試しサービスでの提供に相応しい場合は、その期間が重要なポイントになります。
多くの書籍や商品のオファーには1日から14日の長さが効果的です。コンピューターのソフトウェア等のさらに複雑な商品には30日かそれ以上の長さが必要かもしれません。あるいは自宅での学習コースはどうでしょうか。
無料お試しサービスでは自然と、返品が多くなります。様々な理由で購入に至らなかったのです。しかし、10パーセントから25%は異常な数字ではありません。売上が倍以上になるなら、この余分な処理も十分価値があるものになり得るのです。
- 無料サンプル
素晴らしく強力なセールススキルとは、無料サンプルを提供することです。これは通販でもショップでも可能です。私が製菓ビジネスに携わっていた時は、チョコレートやアイスクリームの試食は売上に驚くべき効果を発揮しました。
書類などのひな型を載せた書籍や情報商品の出版では、見込み客が、書類のひな形や契約書のひな型を使えるように白紙のものを入れておくと、強力な販売誘因になります。商品のサンプルが作成できるのであれば、無料で使ってもらうことを強く勧めます。
- 無料特典
商品にセールスアピールがあると仮定すると、通販では無料特典が最も強力に販売を上昇させるものとなります。しかしその秘訣は、商品が非常に興味をそそるものでなければならないのです。その商品が「見込み客は無料でなくても進んで購入するか。」どうかをよく吟味しましょう。
無料特典を含んだ売り上げにつながるオファーが準備できたら、このギフトより効果を発揮するものがないか調べるために、新たな無料特典で、引き続きテストしてみるのも良いでしょう。
そのほかにもまだまだあります。
- レスポンスの早い人のための無料特典
- 紙幣や貨幣を無料で付ける
- 無料の名前予約
- 三つの無料特典が同封されているというお知らせ
- 無料情報の送付
- 無料小冊子の送付
- 一つ買えば二つ目は無料
- 初回無料相談
- 無料テストを同封
- 無料の当選賞品
- 無料特典ポイント
- 無料コンテスト
- 最初の一ヶ月は賃貸無料
- 無料レッスン
- 無料バケーション
- おかわり自由(無料)
- 洗車無料サービス
- オイル交換無料サービス
- 特別無料レポート
- 本を無料でご供
- CD/DVDを無料でご提供
- 無料ソフトウェア
- 無料ニュースレター
- 高級車を無料でご提供
- ビールジョッキを無料でご提供
- Tシャツを無料でご提供
- お子様は無料
- お一人様を無料でご招待
などなど。これらの中には、あなたがよく見かけるものもいくつかあったと思います。
このうちのいくつを思いつきましたか?
オファーを一層魅力的に!
無料特典を受け取るのは嬉しいはずです。ほとんどの人がそうなのです。
あらゆる言葉の中で最も強力な「無料」という言葉でオファーをより一層魅力のあるものにすれば、広告やレターや訪問販売への反響はより一層、大きくなることでしょう。
販促キャンペーンを計画する前に、必ず自分に次の質問を投げかけましょう。
「自分が手にした、この世界最強の友である『無料』という魔法の言葉が最も力を発揮するには、どんな使い方をすればよいだろうか?」
そうして、売り上げは伸びていきます。
-テッド・ニコラス
一見損したように見える無料提供でも、
トータルで利益向上が見込める構造であれば
全く問題ないですよね。
特に継続課金型のモデルであれば、
効果的ですし、積極的に活用したい戦略です。
ただ、分かってはいても勇気がいるんですけどね(苦笑)