すでに答えは決まっている
From:ジョン・カールトン
市場やビジネスの種類にかかわらず、
良い決断を下すことが、
真のプロフェッショナルになる
鍵となります。
ほとんどの人々は
決定を下す内容がどんなものであれ、
コイントスで決めるのと
同じようなやり方か、
「直感」に基づいて決めます。
良い決定を下すのではなく、
決断力があるようになりましょう。
これは覚えておくと良いです。
大きな決断をするときは、
できるだけ多くのデータを
初期の段階で頭に入れておきましょう。
これは効果がはっきり表れます。
私たちは情報化時代を生きています。
すべての人間の知識で知りたいことの
大半は、ライブラリ全体で検索する
ことができます。
直感で大きな決断を下すための
言い訳など存在しません。
しかし、比較的小さな
かつ重要な決定を下す際には、
関連するデータや検索を
参照できないものも事実です。
これらの中には、
自分の勇気を信じて決定しなければ
ならないものもあります。
締め切り数時間前に、
使えそうにないと判断した
セールスレターをごみ箱に捨て・・・
一から書き直すかどうか考えるとします。
疲れていて、
プロジェクトの進行に参っており、
素晴らしい言い訳があるにもかかわらず
です。
(そして新しい原稿は
そう苦労せずできそうです)
もう一頑張りすることに
慣れていない人なら、
気が狂ってしまうでしょう。
完成済みの原稿を放り出し、
ほとんど時間が残されていないのに
一からやり直すことができるか?
あなたならどうしますか?
私は最後の最後になって
原稿をすべて捨てることが
よくあります。
そして一からやり直し、
締め切りに間に合うよう
無我夢中で再作成します。
このような作業プロセスは、
めちゃくちゃ面倒なものです。
しかし、時にはそうなることがあります。
すべてのセールスコピーを書き、
仕上がりも見事、よし提出だ
と行動に移る最後の数秒前になって、
あなたの脳裏に「冷静になれ」という
信号が点灯します。
あなたは全項目を何十回にわたって
点検したかもしれません。
それでも、疲労困ぱいになりながら
最後に一度目を通すと、
あなたの内に潜む編集者から
緊急通報が発せられることがあります。
新人ならばこの通報を無視して、
内容の劣った原稿を送るでしょう。
彼はすでに多くの仕事をなしたからです。
プロは、コーヒーを一杯淹れて、
深呼吸をしてから、掘り下げます。
これを実行しようと踏み切るには
勇気が要ります。
なぜこの時に、書いた広告が良い成果を
おさめないと判断できるのかは
言葉では言い表せません。
ではどのようにして、この危険な
最後の決定を下せばいいでしょうか?
ほとんどの場合、
経験がものを言います。
キャリアを数年積んだ人の場合は、
決定的となる部分に特別の注意を払い、
文章として上手く機能するか
「感じるとる」ことができます。
そして機能しないもの、
論理的に機能「すべき」もの、
してはいけないものを
数多く削除していく過程でのみ、
学ぶことができます。
それだけでなく、あなたの
レーダーの幅も強化できます。
私は最後の数分になって
自分の書いたセールスコピーが
弱々しいことに気づいたら、
それを捨ててやり直します。
締め切りには間に合わせます。
これが、プロフェッショナルとしての
責任のひとつです。
しかし、今まで作業してきた時間を
台無しにし、睡眠時間も削り、
最後になって必要なことに気づいて、
一から書き直すという決断は・・・
簡単なのです。
それが例え神秘さの混じった
勇気からくる決断だとしても。
適切な決定を下せるようになれば
人生は変わります。
最善の判断には痛みが伴うという
不都合な真実を理解することは、
真のプロフェッショナルの
証でもあります。
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