どう思う?このCM、人種差別?
From:山田光彦
この全日空のCMに
苦情が寄せられている。
というのも、
金髪と付け鼻をしている、
お笑い芸人のバカリズムさん。
このバカリズムさんの
金髪と付け鼻をしている姿が
人種差別になる、ということらしい。
ANAの広報によると、、、
「外国人を中心に新CMへの
苦情が寄せられている。
不快感を与えたことについて
個別に謝罪すると共に、
問題提起に対し
謝意を伝えている」
そして、
これらの意見を真摯に受け止めて、
今後CMの内容を一部修正し、
第2弾として放送する予定とのこと。
鼻が高すぎるから整形手術を受ける…
正直、僕はこれを見ても
どこが人種差別なのか、
わかりませんでした。
(特におもしろいとも
思いませんが…)
でも、海外では
「鼻が高すぎるから」という理由で
鼻を低くするために整形手術を
受けることもあるほど、
コンプレックスのようなのです。
(鼻の低い僕からすると
羨ましい話です…)
この手のことには、
まったく詳しくないので、
わからないのですが、
この程度の仮装なら
テレビのバラエティ番組でも
よく見るような気がしますし、
海外の映画に出てくる、
日本人がピッチリ横分け、
黒縁メガネというのと
似たようなものかな。
というのが、個人的な印象です。
あなたはどう思いますか?
メッセージに、批判はつきもの…
このCMがいいか、悪いか、
僕にはわかりません。
ですが、
あなたがコピーを書いて、
何かメッセージを出せば、
このCMのように
批判がくることもあるでしょう。
批判的な意見がくると、普通、
落ち込んでしまうかもしれません。
それでも、僕たちセールスライターは、
批判をおそれて強いメッセージを
出すことを避けてはいけません。
ダン・ケネディも、、、
「1日何人かを怒らせるくらいじゃないと、
まともなメッセージを発してるとは言えない」
と言っているように、
ある特定の読み手に
強いインパクトを与えるメッセージは
別の読み手を怒らせてしまう
可能性が高いのです。
たとえば、
このCMに対して、僕が、、、
「こんなことぐらいで
ガタガタ言うな!
どこが人種差別だ!」
と言えば、一部の人達から
強い共感を得られる反面、
一部の人達からは強い批判を
受けることになるでしょう。
反対に、
「こんな人種差別CMを
流すような会社は
なくなってしまえばいい!」
と言えば、強い共感と強い批判を
受けることになりそうですよね。
もちろん、
人を怒らせるようなメッセージを
出すほうがいい、
ということではありません。
ですが、
僕たちセールスライターの仕事は、
売上を上げることです。
みんなにいい人だと
思われることではありません。
セールスライターとしては、
誰かを怒らせることを恐れて、
弱いメッセージを作るよりも、
誰かが怒るとしても、
強いメッセージで
売上を上げることの方が
大切、ということです。
セールスレターの成約率は
数%の世界。
買ってくれない90%の人達を
怒らせてしまうかどうかよりも、
買ってくれる数%に
強いメッセージを伝えて、
買ってもらうことに
フォーカスしていきましょう!
ー山田光彦
PS
相手を怒らせるぐらいの
メッセージを書いて
売上をアップするにはこれ!
↓
詳しくはコチラをクリック
もし、西島さんの鼻が伸びていたら、どんな反響だっただろう?
SMAPメンバーの“鼻が伸びて”コーヒーが香る。
と云うのは問題にならず、
バカリズムさんが付け鼻をして外国人“風”になるとクレームになる…
これは、外国人に対する差別ではなく、
芸人と国民的アイドルの違いの差別ですねぇ
ヨーロッパとか北米は、まさに人種差別の問題が目に見える問題としてあるからじゃないですかね、、、
(別に日本に人種差別の問題がないと言っているわけではないです。念のため)
まぁ逆に「うるさい!そんなに言うなら日本人優遇キャンペーンやるぞ!」とかANAが言ってくれるなら、
僕達日本人からすれば嬉しいですよね。
たしかに騒ぎすぎですね。