[写真付]え??↓これが人気No.1?

コピーライター:山田光彦

From:山田光彦

[20131121]

「全然、かわいくない…」
「どっちかというと、ちょっとコワイ…」

この写真の鳥「ハシビロコウ」が
千葉市動物公園の
第1回動物総選挙のナンバーワンを獲得したらしいのです。

つまり、この鳥「ハシビロコウ」が
千葉市動物公園の人気No.1なのです。
(なんと全長1.2メートルもあります)

どう考えても、

もっとかわいい動物がいっぱいいると思うのですが、、、

僕の感覚がおかしいのか・・・
イヤ、、、
これはどう見ても「カワイくない」でしょ。

でも、人気投票で獲得した票数は、

1位のハシビロコウが243票、
2位のコツメカワウソが164票、
3位のミーアキャットは163票と

大きな差をつけて、1位を獲得しています。

 
気になって、
少し調べてみたのですが、
この鳥、ハシビロコウ。

かなり貴重な鳥なのですが、

基本的に愛嬌がなく、
ほとんど動かない鳥として有名。

なにもなければ、

「ずっと、じっーーーと動かないまま」

だ、そうです。

 
うん。
やっぱり、かわいくない。
僕には魅力がわかりません。

(動かない理由は待ち伏せして、魚などを食べる性質があり、
 気付かれないように動かないようにしている、とのこと)

でも、なんでハシビロコウが
動物園人気No.1になれたのか?

なんでも、選挙を企画した担当者の方の話では、

「かわいさをアピールした動物がたくさんいたので
 票が分散したのでは?」

とのこと。

 
かわいいということをメインのアピールした
動物がたくさんいたのに対して、

ハシビロコウは独特の魅力?をアピールしたので、
その独特の魅力を感じた人の票がすべて集まった。

ということでしょう。

 
コピーを書くときにも、
ライバルが持っていない独特の魅力=USPを
アピールすることが大切ですよね。

 

・ライバルの商品とどう違うのか?

・そして、その違いはお客さんに
 どんなベネフィット・メリットをもたらすのか?

 

をしっかり書くことで
多くのライバルたちの中に埋もれることなく、
しっかりお客さんを確保できるわけです。

 

セールスレターで
商品を売るときの成約率は、
数%の世界です。

ということは、
残りの90%以上は買わないわけです。
なので、一部のお客さんに商品の魅力が
理解できなくても、全然、問題ありません。
(というよりも全員に魅力を感じてもらうのは
 おそらく、ムリでしょう)

一番危険なのは、
みんなに魅力を伝えようとして、
誰にも魅力が伝わらなくなってしまうこと。

ハシビロコウの独特の魅力がわからない
僕のような人はこちらから、
どんどん切ってしまったらいいのです。

それよりも、
ハシビロコウに独特の魅力を感じる人に
しっかり独特の魅力が伝わるコピーを書いた方が
成約率も高まるわけです。




ということなんですが、、、
このハシビロコウ、かわいいですか??
(ネットでは「キモ可愛い」と人気みたいです)

 

ー山田光彦

PS
USPを見つけるためのリサーチなら、これでわかりますよ。

詳しくはコチラをクリック


Facebookにコメント

  1. 田中博康 さん: 2013年11月21日 08:56

    この動物園、一昔前はレッサーパンダの風太くん(二本足で立つ)で有名になりましたが、レッサーパンダを飼育している他の動物園の飼育員からすると“二本足で立つ”と言うのは『周知の事実』だったそうです。

    ここはうちから歩いて行けるご近所さんなのでハシビロコウ、見に行こうと思います。

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