衝撃の一言。。。
その昔、ある伝説的に有名なコピーライターの発言が業界に衝撃を与えました。
FROM:寺本隆裕
男の名は、ジーン・シュワルツ。
彼は広告の世界では知らない人はいない、トップコピーライターです。
彼の広告業界での実績はものすごく、業界にいる人はみな、彼がなぜそんなにも成果を上げる事が出来るのか、知りたがっていました。
しかしある時、彼が言った発言、
「優れたマーケターやコピーライターになるためには、
”ハードワーク”をしなければならない。」
という言葉を聞いて、一同納得。やはりハードワークが必要なんだと、その言葉に影響を受けた人たちは毎日一生懸命、夜遅くまで働くようになりました。
しかしそれからしばらくして、ある事実が衝撃を与えることになったのです。それは、、、
「ジーン・シュワルツは1日に3時間しか働いていない」
・・・
という事実。
「ハードワーク」が成功のカギだ、と言っていた彼の労働時間は1日にたったの3時間。彼にあこがれ「ハードワーク」していた人たちは、「裏切られた」と、がっかり。彼に詰め寄り、話が違うだの、失望しただの、避難を集中させました。
すると彼はゆっくりと、こう答えました。
「私が言っているハードワークの意味は、長時間働く、という意味ではない。猛烈に熱中し集中してその一つの仕事に取り組むという意味だ。」
上達する練習法/上達しない練習法
以下の2人のスポーツ選手を見てみましょう。
- 1日に3~4時間、これ以上ないほど一生懸命集中して練習に取り組む。その時間は脇目もふらず邪魔も入れず、全力でトレーニング。
- 1日中8時間の長時間練習。ただし、ずっと全力でやることはできないので、50%くらいの集中力とパワーでトレーニング。
さて、どっちの練習法が上達するでしょうか?
ジーン・シュワルツはこういいました。
「コピーライティングもこれと同じだ。短時間であっても、その中で最大限集中してその仕事に取り組む方が、時間だけかけてだらだらとやるよりもよっぽど効果的だ。」
あなたは、こんな経験ありませんか?
この間、少し忙しい日がありました。
その日のうちに、新商品のセールスレターとレポートを書き上げなければならず、さらにメンバーサイト完成のために、サイトのコンテンツ用コピーを書いてウェブの担当者との最終の仕上げをしないといけない。そのタイムリミットは午後の5時まで。なぜならその日の夜7時からは会員専用WEBセミナーがあるから。5時からはそのセミナーのために、スライドの最終チェックと話す内容の整理。裏方でサポートしてくれるメンバーとの調整などを、その2時間の間にやってしまわないといけません。
焦る焦る、、、
でもこの日、この仕事を全部やってしまう事が出来ました。
あなたも、こんな経験が何度かあるんじゃないでしょうか?脅威の集中力を発揮して、今までの何倍ものスピードで仕事を片付けた経験が。。。
僕は小学校のときの夏休みの宿題もこんな感じでした。登校日直前の8月30日とか31日には脅威の集中力を発揮します。だいたい最後に残るのは読書感想文の宿題だったのですが、夏休みの間、例えば8月の上旬とかに何度チャレンジしても全然書く事が浮かんでこなかったのに、なぜか8月31日には脅威のスピードで筆が進むのです。
「読書感想文の法則」
と、僕はこの現象の事を、このように勝手に命名しています。要するに、締め切り直前になればなるほど、集中力が増して、仕事のスピードが上がるのです(しかも何倍にも!!)。
そしてこの「締め切り直前」の(適度な)「焦り感」を意図的に作り出し、毎日の生産性を高めてトレーニング効率を上げる方法が、制限時間を自分で作るという方法です。
制限時間を作る事で、常に読書感想文締め切り前のような緊張感をずっと持ち続ける事が出来ます。そうして、他の人の(あるいは通常時の自分の)何倍もの生産性で、仕事を片付けられるのです。
生産性を高めるのは、以下の3ステップ。
- その日やるべき事を全て書き出す
- その全てに制限時間をつける(何時から何時で仕上げる、と決める)
- それを、守る
1と2は、毎朝15分くらいかけてやるのがいいと思います。何をやるべきかじっくり時間をかけて決める事で、その日の余計な雑念を取り払い、やるべき事に集中できるようになります。
もう一つ、強力な方法!
さらに、もう一つ強力な方法がこれ。これをやることで、ジーン・シュワルツに近づけるかもしれません。
それは、
「1日は午前中しかないと考えてみる」
ということ。そうすることで、「8時くらいまで残業すれば片付くかな・・・」そして8時になったら「あと30分くらいで。。。」という甘えがなくなります。「今日中」は自分のさじ加減ですが、「午前中」は誰にも操作できません。
午前中、もし9時からスタートする場合であれば、12時までの3時間しかありません。もし1日3時間しか働く時間がないとしたら、、、そして仕事量は今までと同じだとしたらどうするでしょうか?
その3時間。邪魔が入らないようにして、今までの2~3倍の生産性を発揮せざるを得ないようになるのでは?1分の重みをめちゃくちゃ感じるようになるのでは?
ちなみに僕の場合は、9時から13時を午前中の時間にしています。できるだけ重要なライティングの作業やマーケティングの作業はその4時間の間に集中して終わらせるようにして、午後は人と話したりプロモーションの進行状況をチェックしたり、セミナーのスライドを作ったり、、、といった時間に充てています。
想像してみてください。
あなたのやるべき仕事が午前中に片付いている。清々しい気持ちで昼食を食べている姿を・・・
時間=人生。
自分の手帳を見てみると、自分の人生がどんなものであったかがわかる。とよく言われます。
先延ばしせず、たくさんのことをやり遂げている手帳。かっこ良くないですか?
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短時間でたくさんのことをやり遂げたいなら、この名著に学ばないという選択肢は、、、ある?
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ライティングの時間を短くする方法を知りたい?
なら、このページが参考になるかも。。。
↓
素早くコピーを書く方法とは?
ゴールデンタイムは午前中!
人は制限があるからこそ、新しいものを生みだせる。
何かの本で読みましたが、このブログの内容はまさにそれに近いものだと思います。
改めて自分に制限を設け、取り組みたいです。
確かに、午前3時起きの日の集中力は凄まじいかも。
午後に昼寝しても、有り余る結果に繋がっていますね。
私も仕事はさっさと片付ける方が好きです
例え昼からの仕事がなくなろうとも 午前中に片付けるよう
日々がむしゃらにやっております(笑)
急な事にも対処できるし、何度でも確認をできるし
考え直す余裕もでます
昼寝なんかもしても・・・(笑)
タイムプレッシャーと「一日は午前中のみ」と考えることに賛成です。
お昼を過ぎて、ちょうど今、集中すべき午前中を無駄に使ってしまったと
省みたところです。
失敗の原因は、この記事を朝一番に見なかったことです。
怒りっぽい人のことを「瞬間湯沸かし器」なんて揶揄しますが、
ハードワーカーとは、瞬間に集中することができるということでしょうか。
閃きは、リラックスしていたり、何か関係ないようなことをしているとき生まれるようですが、
それをかたちにするには、集中力が必要です。
創造は、集中力の賜物と思います。
集中力を養うには、
①時間制限を設け、またスピードを速めていく。
②その維持のために、分量をこなす。
③とにかく夢中になること。
真の”ハードワーク”に取り組んでまいりたいと思います。
考えさせられますね。
あっという間に午前中は過ぎてしまいます。
そのあっという間に仕事ができれば
最高!
スゲー。
うちの会社の人に言ってやりたいですね。
みんな間違えています。
仕事は時間ではなく、どれだけ集中したかだと。
教えて頂きありがとうございます。
1日を2日生きるということを、漠然と願っていました。
つまり、半日仕事をして、半日は他の好きなこと(趣味や体を鍛える)に使う。
でも、仕事は半日では終わらず、趣味に時間を使うと、それへのイメージが頭に残っていて、仕事に切り替えられずダラダラとした時間の使い方をしてしまっている。
忘れていました。集中が、それも猛烈な集中が大事なんですよね。
良記事有難うございます。
取り入れてみます!
おはようございます。
寺本さん流でいくと、あと3時間切ってます!
ダッシュです。
ありがとうございます^^!
人間の集中力はそんなに長くは続かない。
なので、3時間という区切りは全くの同感。
僕が駆け出しの飛び込み営業マン時代、
ゴールデンタイムは14時から17時だった。
朝は喫茶店でお茶を飲みながら新聞を読み、
少し散歩をしてから昼食を食べ、14時から
いよいよ飛び込み営業を開始。
実働時間は3時間だけだったが、
飛び込みモードに入ったら、その間休憩は一切せず、
飲食はもちろん当時は吸っていたタバコの一服もせず
営業以外のことも考えないで、とにかく脇目も
触れず軒並みに次々と飛び込んで行った。
集中しているので、トークも乗ってくるし
気合も入ってくる。
この気迫で結果を出した。
別に自慢をしているのではなく、
量より質・・・という話。
秀才と言われる一部の人達は、僕と違い
もっと長く集中出来るのだろうが、
劣等生だった僕のカラータイマーは
3時間が限界だった・・・(笑)
確かに製造業なら生産のスピードが
決まっているので長く時間を掛けなければ
生産量は増えない。
ただ、コピーライターはそうではない。
数撃ちゃ当たる!といった発想ではなく、
量より質を求めることが重要だと思う。
勉強なります