波に乗れ

From：寺本隆裕
八重洲のスタバより、、、

これを書いているのは金曜日。
あと2時間ほどで「アプレンティス」の第1回目が始まります。

こういったセミナーはほぼ毎月やっていますが、
やはり毎回、緊張するもんですね。

元々僕は、
家や喫茶店にこもって文章だけを書いて生きていきたい、
と思ってコピーライターという職業を選んだので、

こうやってメルマガで自分をさらけ出したり、
お客さんの前でしゃべったりするのには抵抗がありました。

ぶっちゃけていうと、
何年か前は「やりたくないな」と思っていました。

でも、
ビジネスで成果を出すためには、

「やりたい」「やりたくない」ではなく、
「波に乗る」ことが実はとても大事だったりします。

つまり、、、

今、お客さんが求めているのは何か？
どうすればそれを最もいい形で提供することができるか？

自分の価値を最大限活かすためには何をすればいいのか？

自分を顧客から客観的に見た時に、
何をするのが最も貢献が高いのか？

今、自分は何をするのが最も利益につながるのか？

など、自分を客観的に見て波を見つけ、
それに乗っていかなければいけないわけです。

「今、マーケットはこうなっている！
でもオレはそれを無視するぞ！」

と言っても、苦労するだけです。

（ちなみに僕は、セミナーなどでアウトプットする機会を得たことで、
かなり自分自身のスキルが上がりました。

最大のインプットとは、アウトプットすることです。
7つの習慣の「学ぶために教える」概念ですね）

もちろん、何でもかんでもチャンスがあれば飛びつけ！
とか、八方美人になれ！とか、みんなの真似をしろ！
と言っているわけではありません。

そこは儲け話ハンターとマーケッターの違いを学んで欲しいところですが、

もし、あなたが自分を客観的に見た時に、
「これをやるべきだ」というものがあるのだとしたら、、、

あなたはそれを、やるべきなのかもしれません。

ダン・ケネディはいつも、

「マーケティングの奴隷になれ」

と言っています。

つまり、マーケティングがビジネスにおける最上位概念で、
ビジネスにかかわる人は、全員、役職や経験にかかわらず、
それに従わなければいけないのです。

あなたの主人はマーケットです。
あなたの上司はマーケットです。
あなたが耳を傾けるべきは、マーケットです。

そして、

コピーライターは、
マーケットと商品をつなぐ人。

今、見込み客は何を欲しているのか？
何に不満を持っているのか？
何に痛みを感じてるのか？

マーケットが持っているその感情と、商品を結びつける人です。

「マーケティングの奴隷になれ」

あなたが言いたいことを言うのではなく、
見込み客が聞きたいことを言うことで、
商品を売り込むのです。

それが、上手いコピーを書く方法です。

波に乗れ。