【五体不満足】乙武騒動について。

From:寺本隆裕

五体不満足の乙武さんが、
名指しで銀座のレストランを批判しました。

ツイッターにつぶやいたのですが、
それがネット上で話題になっています。

車椅子での入店を「拒否」され、ご立腹。

こんな感じです。↓

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乙武氏: 

今日は、銀座で夕食のはずだった。
「*****」というイタリアンが評判よさそうだったので、楽しみに予約しておいた。
が、到着してみると、車いすだからと入店拒否された。
「車いすなら、事前に言っておくのが常識だ」「ほかのお客様の迷惑になる」
――こんな経験は初めてだ

お店はビルの2階。
エレベーターはあるが、2階には止まらない仕組みだという。
「それはホームページにも書いてあるんだけどね」
――ぶっきらぼうに言う店主。

「ちょっと下まで降りてきて、抱えていただくことは…」
「忙しいから無理」「……」「これがうちのスタイルなんでね」
以上、銀座での屈辱

ひどく悲しい、人としての尊厳を傷つけられるような思いをする
車いすユーザーがひとりでも減るように。

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この話について、

「障がい者に優しくすべきだ!この店はサイテーだ。」
「いやいや事前にちゃんと連絡しておくべきだ。」

などなど、
この書き込みについてネット上でも活発に意見が飛び交っています。

さてあなたは、
このニュースについてどう思いました??

僕は、店が悪いとか乙武さんが悪いとか、

この個別の事件について、真相は本人たちにしかわからないため、
コメントすることはできません。

 

が、僕はたまたま見つけたこのページに書いてあった、
(このレストランに実際に行って
現場の写真と店長へのインタビューを掲載している)
http://kasakoblog.exblog.jp/20523301

「ココロのバリアフリー」

という考え方が、
すごくいいな、と思いました。

一部抜粋しますね。

(一部意図を変えずカットなどの編集を加えてます)

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ココロのバリアフリーとは、
健常者が障碍者に気を使うことだけではないということだ。

障碍者も健常者に気を使う。健常者も障碍者に気を使う。
互いに思いやる心。

それが真のココロのバリアフリーだと思う。

たった一言、乙武氏が銀座の雑居ビルで小さなレストランであることを想像し、
店側を思いやり、「車椅子ですけど大丈夫ですか?」
という「ココロのバリアフリー」が言えたなら、
こんな大騒ぎにはならなかった。

でも店舗が悪い、乙武氏は何も悪くないと言っている人たちは、
それが許されないようだ。

つまり、健常者が障碍者に気を使うのであって、
障碍者が健常者に気を使う必要はないと考えているからだ。

それが間違っていると私は思う。
そういう発想をするのは、障碍者を下に見ているからだ。

障碍者は何もできない。
だから健常者が気を使ってしかるべきであり、
健常者が保護するべきであるという。
それがいかに奢った考え方で、差別的考え方なのか理解していない。

健常者は常に強者で障碍者は常に弱者ではないし、
健常者だからとか障碍者だからとか関係なく、
社会の成員として、お互いがお互いのことを思いやり、
住みやすくなるよう、双方でコミュニケーションすることが、
ココロのバリアフリーなんじゃないのか。

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繰り返しますが、
この個別の事件について、真相は本人たちにしかわからないため、
コメントすることはできません。

障がい者と健常者の関係のあり方について、
議論するつもりもありません。

が、以下の記述部分には、激しく共感します。

記事はこのように続いています。

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お店で食事をしたいお客さんと食事を提供する店がいる。
どっちが偉いとかどっちが上でどっちが下とかではない。

客も店も楽しい時間を過ごすために、
車椅子で行くなら事前に店側に伝えておくとか、
アレルギーや嫌いなものがあるなら伝えておくとか、
たったそれだけのことを予約時にすればいいだけのことだ。

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お店とお客、つまり売り手と買い手の関係において、
どっちが偉いとかどっちが上だとか…というのはない、
という考え方です。

往々にして、

お金を払う側(お客)が上で、
お金をもらう側(自分)が下、

そんな風に思いがち。

が、、、
ビジネスを長く継続させるためには、
売り手と買い手に上下関係はなく、
価値とお金の「等価交換」であることが原則です。

つまりwin-winの取引ですね。

 

7つの習慣のコヴィー博士は、
win-win以外の取引は長期的に継続することはない、
と言っています。

そうでなければいずれは、

お客の側が離れていくか、
売り手が潰れるか、

そのどっちかになってしまうでしょう。

一度の取引だけを見ると、
どっちかにバランスが崩れているように見えても、、、

長期で見れば、win-winの等価交換になっている。
そうなっていなければ、やっていけません。

もしあなたが、売り手に対して必要以上に下に出ているなら、、、
もしかするとあなたは売っているものの「価値」を
正しく伝えることができていないのかもしれません。

価値を正しく伝えることができれば、、、
それに対しする対価を正しく得ることができる、

つまりwin-winの等価交換になる。

コピーは価値を伝える技術なので、
レスポンスコピーでそのスキルを磨いて、
長期的にお客さんと良好な関係を築いてもらえればなー。と思います。

・・・乙武騒動から始まり
ちょっとまとまりがなくなってしまいましたが、、、

 

 

PS
先日僕の人生の師匠でありメンターの方に、
「お金の払い方」を教わりました。

食事の支払いの時にお金をポンっと置いたのですが、
(1万円冊を会計トレーの10cmくらい上から投げ置いた)

それを見てくれていた彼が、
「お金はちゃんと感謝して払いなさい」
と教えてくれました。

無意識にぞんざいに扱っていたようで。。。

反省と感動で、涙が出てしまいました…
師匠の言葉はいつも、染み込みます。