スキマが気になる?
From:寺本隆裕
今日の件名について、
僕らのメルマガを長く読んでくれているなら、
もしかしたらピンと来たかもしれませんね。
以前話した、
「好奇心の隙間理論」のことです。
例えば47都道府県のうち、
・2つしか答えられなかった人
・45の都道府県を答えられた人
どっちの人が、
「自分が答えられなかった都道府県(埋められなかった部分)」に
強い関心を持つか?ということです。
この場合であれば、
45の都道府県を答えた人の方が、
「あと2つ、何やったっけ~」
と感じますよね?
2つしか答えられなかった人は、
「あと45個、なんだっけ?」とは、あまりならないでしょう。
つまり、得れば得るほど、知れば知るほど、
自分が持ってないものや知らないものが、より強く認識される。
そしてその「足りない部分」を埋めようとする欲求が強くなる。
これが、好奇心のスキマ理論です。
4年前【ザ・レスポンス】のブログに、
この隙間理論について詳しく書いています。
↓
http://www.theresponse.jp/?p=544
「トイレットペーパーを集めたくてたまらない」
(もう4年も前なんですね…)
そしてこの好奇心の隙間。
「人間を知ること」が永遠のテーマであるコピーライターにとって、
その隙間の数、
それを埋めたい欲求が、、、
半端ない!!
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コピーライターの気持ち悪い生態 その4
「好奇心の隙間を埋めたい欲求が、半端ない」
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Writer = Reader(ライター=リーダー)
つまり「書く人は、読む人」。
コピーの世界にはこういう言葉があります。
知らないことを書くことはできませんから、
当然書くためにはたくさん読む(インプットする)必要があるわけです。
しかし、コピーライターが扱う知識は、
売りたい商品そのものにとどまらず、
「人間そのもの」。
それに、
コピーはマーケティングの活動の中で使われるものですから、
関連する知識は無数にあります。
例えば、
色んなコピーライターの「コピーライティングノウハウ」はもちろんのこと、
・心理学
・ストーリーテリング
(優れたコピーライターとB級コピーライターの違いは、
ストーリーを語るスキルの違いだ byダン・ケネディ)
・アイディアの作り方
・脳
・スワイプファイル
・デザイン(デザインは大きくコンバージョンに影響しますよね)
・マーケティング
・戦略
・などなど…
※ちなみにこれらのジャンルの本は、
コピーライター的には全て「エロ本」に分類されます。
(詳しくは→エロ本の件:http://www.theresponsecopy.jp/?p=5145)
これらの知識を得れば得るたびに、
またさらなる知識のスキマに気付く。
そしてそれを埋めようとするたびに、
またさらなる知識のスキマが生まれる…
当然、知識を得ると楽しくなるし、
実際にアウトプットするコピーも良くなってきます。
そして成果もどんどん上がってくるのですが、、、
エンドレスな好奇心のスキマのせいで、
常に学ぶべきことが山積み状態。
カバンは読みかけの本、読むかもしれない本、
リサーチ中の資料、ニュースレターなどでパンパン。
「カバン、重!」
「何が入ってるの?」
一般の人に聞かれたときは面倒くさいので「筋トレ用のおもり」と答えます。
それだけでなく、
隙間を埋めるためにはスキマ時間も最大活用。
移動中は音声教材を聞きます。
そのためヘッドホンやイヤホンを忘れて家を出てしまった日にゃ、
そわそわして仕方ありません。
コンビニに走って慌てて1,500円くらいのイヤホンを購入することもしばしば…
iPodの充電をし忘れていた場合はどうしようもなく最悪です。
その日は、1日ブルーな気分。
もちろんiPadには、
pdfの資料やビデオ教材がいっぱい詰まっている。
そして知識を詰め込んで自宅に戻ると、
ポストには宅急便の不在通知が。
見てみると、差出人は「Amazon」。
先日注文した新しい本です。
(注文したことを忘れていることもあります…)
コピーライターの気持ち悪い生態 その4
「好奇心の隙間を埋めたい欲求が、半端ない」
あーやだやだ。
気持ち悪い。
さてさて、僕もそろそろ出かけようかな。
えーっと、
カバンにはこの本とこの本と、、、
iPhoneの充電OK、イヤホンOK。
iPadもOKと。
そうそう、
昨日ネットで見つけたスワイプファイルも印刷して持って行こっと。
・・・ん??
PS
ダン ・ケネディの新しい「エロ本」がもうすぐ出ます。
この【ザ・レスポンス】ラジオの後半で話しています。
↓
http://www.theresponse.jp/?p=17931