マーケティングとは? ー実践編ー

From:寺本隆裕

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「どんなビジネスでも、大きな利益を得るためには、
常に需要が供給を上回っていなければならない。

…そして、あなたに対する需要を高めること、
その活動こそがマーケティングである。」

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ダン・ケネディのレポートに、
このような趣旨のことが書かれていました。

これは、マーケティングを実践する我々にとって、
とても具体的で使えるアドバイスでしょう。

マーケティングとは?を語るときによく使われるのは、
P・ドラッカーの「優れたマーケティングはセールスを不要にする」
というフレーズですよね。

色んなところで引用されているので、
多くの人がこの言葉に「しっくり」来ているんでしょう。

僕も個人的には、
とても納得できて勉強になる言葉だと思うのですが、その一方、
ちょっと抽象的で使いにくいとも思います。

つまり、次、何をすればいいかがわからないのです。。。

しかし、
最初に言ったダン・ケネディの言葉のように、
「自分自身に対する需要を高める」ということを考えるのであれば、
だいぶ抽象度は下がるんじゃないでしょうか?

アクションも出やすくなるでしょうし、
需要が高まれば、ドラッカーの言う「セールス不要」の状態にもなるでしょう。

例えば、

あなたの対象顧客と同じ人達を対象にしている別のビジネスと、
アライアンスを組む。

彼らが主催するイベントに、
あなたを講師として呼んでもらう。

あなたは、彼らの顧客(あなたの将来の顧客)の前で、
役立つ内容に関するプレゼンテーションを行う。

それを聞いた人たちは、
(元々あなたの商品には全く興味がなかったにも関わらず)、
あなたを「信頼の置けるアドバイザー」として認識するようになり、
あなたの商品が解決する問題を理解する。

そこにセールスをかけると、
単なる「買って下さい」のお願いではなくなる。

など。

そしてもう1つ、
これに付け加えてダン・ケネディがアドバイスしているのは、

「1,000円のマーケティング・コストをかけたなら、
10,000円の利益が戻ってくる。
そういった、投資に対するリターンが明確なマーケティングをしないといけない。」

ということ。

つまり、

マーケティング活動1つに対して、
「反応」をきちんと計測できるマーケティングをしなければいけない。
それを改善しなければいけない。

というわけです。

例)
セミナー参加者に対する問い合わせ数
広告に対する資料請求数
資料請求数に対する申し込み数
など

さて、

どうすれば、
お客さんはあなたのことを知り、
興味を持ち、そして商品のことを「買いたくなる」でしょうか?

どうすれば、
あなたに対する需要は高まるでしょうか?

そのために、
どんなアクションができるでしょうか?

そして、

それぞれのマーケティング・プロセスにおいて、
見込み客やお客さんからの「直接的な反応=ダイレクト・レスポンス」が、
得られるようになっているでしょうか?

「どんなビジネスでも、大きな利益を得るためには、
常に需要が供給を上回っていなければならない。

…そして、あなたに対する需要を高めること、
その活動こそがマーケティングである。」