絶妙
From:寺本隆裕
大阪のスタバより、、、
絶妙な角度です。
僕の席の斜め前5mほど離れたところに、
OLさんらしき女性が僕と同じ方向を向いて座っています。
で、その女性がテーブルの上に今置いた鏡
(化粧品のケースに付いてるもの?)の角度が絶妙。。。
なんと、
ちょっと薄暗いのスタバの照明を、
これ以上ないくらい完ぺきに捉え、
そしてその光を一直線で僕の顔に反射させているのです!
眩しい!
店内はすいていて、
彼女と僕の間に、光を遮るものは何もありません。
僕はセールスレターの締め切りに追われて集中しており、
そしてせっかくノッてたのですが、、、もうそれどころではありません。
手で遮ってみるも、
光のパワー恐るべしで、まだ眩しい。
手で遮りながら目をつぶってみると、眩しくはないが、
仕事にならないので意味がない(というか、手で遮ってる状態で既に仕事にならない)。
しかも、スタバの店内、しかも窓からだいぶ離れた奥の席で、
まさかの「まぶしさ」にやられているという、
他の人に理解されないむなしさ。一人プレイ。
・・・とはいえ、席を移動するのもしゃくに障る。
人知れず格闘することおよそ30秒。
女性の背中に鋭い視線を送り続けたのが効いたのか、
彼女は化粧品をポーチにしまいました。
やっと眩しくはなくなったのですが、、、
集中力が切れてしまいました。
せっかくノッてたのに、勿体ない。
本来ならヤル気をなくして、
ケータイをいじったりしてしまう場面です。
・・・しかし、僕には必殺技がありました。
どんなときでも、集中力を取り戻す(出す)必殺技です。
これは、朝起きて、
「今日はどうも集中力がないなー」
と感じるときや、
邪魔が入って集中が途切れた時でも、
いつでも使える方法です。
まさに、今のような状況で、
ものすごくパワーを発揮する方法です。
しかもこの方法を実行するのに、
道具も必要なければ、スキルも訓練も必要ありません。
それは何かというと、、、
「集中力がないと思っていようが、
今日は何となく調子が悪いと思っていようが、
とりあえず仕事にかかる」
ということ。
集中力を上げてから何かに取りかかろうとするのではなく、
何かにとりあえずとりかかることによって、
だんだん集中してくるという考え方です。
この方法。
確かに「何かに取り掛かった」最初の3分くらいは辛いものがあります。
「やっぱ今日は集中できんわー」と思うこともあります。
しかし、、、
それを過ぎると、一気に集中状態に入ります。
で、知らないうちに30分くらい経過していて、
いつの間にかノリノリになっていた自分に気がつくのです。
このテクニックを毎日意識的に使うようにすれば、
日々の生産性は一気に上がります。
例えばライティングなんかの場合だと、
この「ウォーミングアップ用」に、
あえて書きかけのコピーを残しておき、
その編集作業から入る、というのはとてもオススメ。
白紙の状態に何かを書き始めるのは大変ですよね。
ましてやそれを「集中力の低い」状態でやるのは至難の業。。。
あえて翌日のために、
あるいは午後のために、
成果物を中途半端な状態で置いておくわけです。
「とりあえずとりかかる」
「集中力は後付け」
かなり使えるノウハウです。