商品価格を上げると売れるの法則

大阪の電車の中より、、、

From:寺本隆裕

「他のと比べて、こっちのほうが値段が高かったんで、
こっちを買うことに決めました」

これは先週やったリスト・ブランディング・セミナーの写真。

今回で４回目。久々、大阪での開催です。
毎回超満員の、自信のセミナーのひとつです。

で、その中の一人、
四国からの参加者からこんなことを言われました。

「メルマガのライティングのセミナー、探してたんです。

で、ちょうど同じタイミングで、
地元の四国でもセミナーがやってるのを見つけたんです。

でも、募集ページを見ててもあんまりピンと来なかったし、
値段も数万円とかなり安くて、内容が心配で・・・

結局、寺本さんのリスト・ブランディング・セミナーは
高額だったし面白そうだったので、こっちに決めました。」

さてさて、これを聞いてどう思いますか？？

もちろん彼は、
僕のメルマガをずっと読んでくれていました。

で、コピーライティングスキルが大事だとか、
マーケティングが大事だとか、

そんな話をずっと聞いてくれていたのです。

そして今回、
同じようなセミナーがあったけど、

・安くて近い（地元の）セミナー、
・高くて（１０倍くらい）遠いセミナー、

この選択において、高い方を選んだのです。

ここに、顧客の真実があります。

「顧客は、価格の安さだけで購入を決めるわけではない」

ということ。

もちろん一部には、「安さ」を購入条件の上位にしている人もいるでしょう。
でも、そういった顧客はあまり「いい」顧客でない可能性が高いです。

しかし一方で、

「失敗したくない、と思っている顧客は多い」。

お金を損したくない、
時間を損したくない、
後悔したくない、、、

そう思っている人はとても多い。

適当な定食屋に入ってまずい飯が出てきて、
「これやったら倍払って向かいのちょい高いイタリアンにすりゃよかった・・・」

みたいな経験はあなたにもあるでしょう。
そして実際に、
価格が高いことは、「売り」や「安心感」にもつながります。
（価格が高いと、人はその「理由」を無意識に探します）

価格を上げると売れる。しかし、、、

しかし価格を上げることに抵抗がある人はほんとうに多い。

なぜなら、

商品の価格を上げることは、
一種売り手の覚悟でもあるからです。

顧客から期待されるクォリティも上がる。
「質の高い」「目の肥えた」顧客に接するプレッシャーもある。

自分自身のセルフ・イメージを高め、プロ意識も磨かなければいけない。
（まだまだ自分なんて、自分の商品なんて、、、
というアマチュアのセルフイメージなら、当然値段は上げられません）

それに、、、

「いいものは高い」

そういうことをきちんと伝えるマーケティングのスキルも、
同時に磨かないといけません。

でも、、、
覚悟して、価格を上げる。
その見返りにはとっても大きいものがあります。

Q.「価格を上げる覚悟はあるか？」

誰かが言っていました。
スモールビジネスが成功する秘訣は２つ。
１つは、金額の高いものを売ること。
もう１つは、一生懸命働くこと。

PS
今朝起きて、肩が痛い〜〜〜と嫁に言ったら、
「隠し事してる人は大変やな」
と言われてドキッ！としました。

え？と聞き返すと、どうやら
「書く仕事してる人は大変やな」
という意味だったようです。
（大阪弁のイントネーションだと、「隠し事」と「書く仕事」は、ほとんど同じです）

道路を車で走ってて、パトカーに並走されると、
別に悪い事してなくてもドキドキするのと同じ心境ですね。

え！ホントですよホント！！、、、